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ABC 阿部和重初期作品集 講談社文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 2009/04/14 |
JAN | 9784062763158 |
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商品レビュー
5
3件のお客様レビュー
新潮から出ている「ABC戦争」と「無情の世界」がそのまま合わさっている作品集。特に「鏖」とかもう何回も読んでるんだけど面白すぎる。 全作品にやにやしぱなっしで読み切った。 無人島に1冊持ってくならこれ。
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ABC戦争は最初っから読みにくく、わざとまわりくどく書かれた文章であり、書いた本人(阿部和重ではなく、作品に想定される筆者)はこの文章をどこかの媒体に発表することを想定せず書きなぐったのだという印象さえ受ける。もちろんこの難解な上に別に変わったことは言っていない文体・表現の仕方に...
ABC戦争は最初っから読みにくく、わざとまわりくどく書かれた文章であり、書いた本人(阿部和重ではなく、作品に想定される筆者)はこの文章をどこかの媒体に発表することを想定せず書きなぐったのだという印象さえ受ける。もちろんこの難解な上に別に変わったことは言っていない文体・表現の仕方に意味がないのなら、読む必要はない。しかし、意味があるからこそこの作品は読まれていて、しかし僕にはその意味がわからないからもどかしい。 ABC戦争に出てくる「〈戦争〉とは、それを語るものをも−〈戦争〉をおこなうものたちが追いやられるところとはべつの−「悲惨」な場へと送り込むなにかのようである」という言葉があるが、僕は安直にその中の〈戦争〉を〈文学〉に置き換えてみた。 悲惨、つまりエンターテイメント作品ならわずか数ページで行うような内容の事件の始まりを100ページも割いて、まわりくどく書くという悲惨、それをこの小説では表して、文学を皮肉っているのかと思うのだ。それなら、この下手な文体にも説明がつく。 最後の手記の作者と筆者の会話になにかの鍵があると思うのだが、それを使うことによってどの扉が開くのか僕にはわからない。そもそも扉なんてあるのかな。
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ABC戦争はちょっと辛かったけど、最後の三本「トライアングルズ」「無情の世界」「鏖」がとても良かった!「鏖」は映像化のキャストまで勝手に考えてしまいました。
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