![孫は祖父より1億円損をする 世代会計が示す格差・日本 朝日新書](https://content.bookoff.co.jp/goodsimages/LL/001615/0016153608LL.jpg)
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孫は祖父より1億円損をする 世代会計が示す格差・日本 朝日新書
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 朝日新聞出版 |
発売年月日 | 2009/04/10 |
JAN | 9784022732712 |
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孫は祖父より1億円損をする
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商品レビュー
3.7
7件のお客様レビュー
国の負債が末期的な状況にあることはよく知られた事実であるが、高齢者世代が受益者となっていることを今回よく知らされた。 この状況を「財政的幼児虐待体質」と表現しているが、事の深刻さをよく表していると思う。
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http://blog.goo.ne.jp/jyoshige/e/cd5574376d2609a0a86c7de3d53f65ca
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この本の著者である島澤・山下氏は、私の親の世代と私の子供の世代を比較する(世代会計)と、2世代の違いで1億円の差が生じていると結論づけています。 今も昔も同じ通貨である円で保険料を払って、年金を受け取っていたので、その差額をインフレを考慮せずに議論して良いものかと思っています...
この本の著者である島澤・山下氏は、私の親の世代と私の子供の世代を比較する(世代会計)と、2世代の違いで1億円の差が生じていると結論づけています。 今も昔も同じ通貨である円で保険料を払って、年金を受け取っていたので、その差額をインフレを考慮せずに議論して良いものかと思っています。 この著者によれば、そのインフレ率も考慮して1億円の差があると本の中で解説しています(p35)が、その根拠が数字で示されておらず大変残念に思いました。その内容を具体的に示した本があれば、是非読んでみたいとこの本を通読して思った感想です。 以下は気になったポイントです。 ・2005年現在では、3.3人の現役世代で一人の高齢者を支えているが、30年頃には1.8人で一人を支えることになる(p29) ・2005年版の経済財政白書によれば、年金・医療など公的部門を通じた受益と負担の関係は、60歳以上世代は6500万円の受取超過だが、20歳未満では5200万円の負担超(p30) ・2005年時点で70歳は、生涯を通じて自身で払った保険料の8.3倍の年金を受け取れるが、40歳~20歳ならば2倍台、これらの数値は物価の影響を除いた実質ベース(p35) ・会計革命は、未来や将来、変化に対して保守的な思想をバックにしていて、将来に価値が変動しそうな資産はなるべく持たないことを良しとする思想(p50) ・1965年の補正予算で戦後初めて認められた赤字国債は、財政法上は認められていない、75年以降では、バブル期の91~93年度の3年間を除いて毎年発行されている(p65) ・我が国を含む多くの先進国では、現役世代から将来世代への負担の先送りがされている、日本の世代間不均衡は169%で、100%を超えるのはイタリア(132%)のみ、アメリカ:51、ドイツ:92%、デンマーク:47%(p113) ・日本では、1994年に65歳以上の高齢者が14%を超えて高齢社会となった、高齢化社会(7%超)から14%になるのに、24年しかかかっていない(p137) ・1947年には男性:50歳、女性:53歳の平均寿命であったが、2007年では、男:79歳、女性:85歳となった(p138) ・ゆとりの多いはずの現代人の労働時間が長く、忙しすぎる理由は、全国各地を日帰り圏にしたことに一因がある(p187) ・ヨーロッパではコンコルドは、超高コストや騒音問題を抱えて採算が合わずに事業消滅、ドイツはリニア高速鉄道の建設中止としている(p190) ・10年国債は、60年償還が基本であり、60年かけて借金を分割払いするので借金が増えていく(p192)
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