ビジョン・クエスト 荒野における自己変容

スティーブン・フォスター(著者), 高橋裕子(著者)

• 販売会社／発売会社: ヴォイス
• 発売年月日: 1991/09/01
• JAN: 9784900550223

商品レビュー

2012/05/15

意志を持つこと。意志によって自己を超越し、変容を希求する。

手放そうと思った。今の自分は惰性の塊である。

心の動きを入念に観察した時、

あってはならぬ、否、自分がそう感じたいという基準に合致しない、

情けない感情の想起が多々あり、

自己の変容の要求は必須である。

失おうと思う。自分を。困難を意志することで。

なぜ山に登ったか？今の自分以上のものになりたかたのではなく、

自分を失うことによって自分を発見したかったのだ。

以下引用

私が学んだのは、自分の心の内側での対話をやめて耳を空っぽにしたとき、自然は話しかけてくれるということ

荒野での断食は数千年ものあいだ人類の文化の一部として存在しており、人生の関門通過を祝うものであった

人間の成長のもっとも健全なひな形は、危機や災難、変化、生活の推移を第一級の挑戦であり、チャンスであるとみなすこと

はじめにあける扉は分離と呼ばれ、両親、家族、家庭、仕事、日常生活の情況からの断絶を意味する

一連の知識を習得することよりも、私はふさわしい志願者だという内的態度を生み出す印象について扉を開いている方が大切

怖れを受け入れること。経験を大きく認知すればするほど、人間的成長の潜在力も大きくなり、経験したことの効果はより長続きする

麦粒はまず地に落ちて死なねば、実りをつけることができぬ。汝も死ぬ前に目覚めなければならなかった。

自分自身の努力によっと、ふさわしい志願者となった。

三日や四日の断食は、ほｔんどの人にとって危険でない。水なしでは2.3日しかもたないが、水さえあれば

チャネルになろうとする意志が問題なのだ。

おなかがすいた、退屈だ、寂しい。でも、ああ、このまっすぐ魂に飛び込んでくる。