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花妖譚 文春文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
| 発売年月日 | 2009/04/09 |
| JAN | 9784167663339 |

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商品レビュー
3.5
31件のお客様レビュー
【作品紹介】 「司馬さん」になる前はこんな小説を書いていた! 小説を書くと決めた33歳の新聞記者・福田定一が綴る、花にまつわる10の妖しい物語。「司馬遼太郎」になる前の記念碑的短篇集! 清の八十翁・松齢の庭に突如咲いた1茎の黒い花。不吉の前兆を断たんとしたその時に現われたのは……...
【作品紹介】 「司馬さん」になる前はこんな小説を書いていた! 小説を書くと決めた33歳の新聞記者・福田定一が綴る、花にまつわる10の妖しい物語。「司馬遼太郎」になる前の記念碑的短篇集! 清の八十翁・松齢の庭に突如咲いた1茎の黒い花。不吉の前兆を断たんとしたその時に現われたのは……(「黒色の牡丹」)。人間稼業から脱し、仙人として生きる修行を続ける小角(おづぬ)がついに到達した夢幻の世界とは(「睡蓮」)。妖しくて物悲しい、花にまつわる幻想の世界。『坂の上の雲』『竜馬がゆく』等の大作とは全く異なる、もう1つの世界。
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歴史作家としての司馬遼太郎を彷彿とさせるエピソードがたくさん読めます。 1篇が短く、言いたいことを端的に! 非常に読みやすい本でした。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
国民的作家“司馬遼太郎”の最初期、本名の「福田定一」の名で華道の機関誌に掲載された、花をモチーフとした幻想譚10編を収録。ほとんどが10㌻前後の短い作品で、古代ギリシア神話のナルキソスのエピソードをはじめ日本、中国、モンゴルの歴史や伝承がベースになっており、どれも20㌻に満たない。後の司馬作品の代表作を愛読する人からすれば物足りなさを感じるかもしれないが、若書きで硬さはあるものの簡潔で歯切れのいい文章は、やはり読みやすい。 収録作中で怪奇幻想味がより濃いのは、農夫が項羽らの最期を幻視する「烏江の月」、『聊斎志異』を著した蒲松齡の自宅の庭に咲いた妖しい花「黒色の牡丹」、元禄期の(今でいう)催眠療法士の逸話「白椿」など。 個人的に司馬作品の有名どころの長編は読んだことがなく、既読は『果心居士の幻術』1冊のためか、かえってすんなりと馴染めたのかもしれない。
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