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本当の学力をつける本 学校でできること家庭でできること 文春文庫
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本当の学力をつける本 学校でできること家庭でできること 文春文庫

陰山英男【著】

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本当の学力をつける本 学校でできること家庭でできること 文春文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 文藝春秋
発売年月日 2009/04/10
JAN 9784167753702

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商品レビュー

3.4

7件のお客様レビュー

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2022/10/01

陰山英男さんが兵庫県山口小学校で担任を持っていた頃に実践されていた学力向上の取り組みや、2002年に始まった新学習指導要領(ゆとり教育化)への問題提起など。20年前の本。 80年代、学校の一斉画一の指導で子どもたちの個性は奪われていると散々学校は批判された。 その後、新学習指導...

陰山英男さんが兵庫県山口小学校で担任を持っていた頃に実践されていた学力向上の取り組みや、2002年に始まった新学習指導要領(ゆとり教育化)への問題提起など。20年前の本。 80年代、学校の一斉画一の指導で子どもたちの個性は奪われていると散々学校は批判された。 その後、新学習指導要領では学校や教師の自由裁量が大きくなり、それまでのように指導要領で決められたことしかできないというのではなく、各教師、各学校によって指導にバラつきが出ることになる。そうなると批判の矛先が制度ではなくそれぞれの教師に向くことになるのではないか─── 最後の懸念点は陰山さんの未来予想だけど、これは現実のものとなり、公教育に任せておけないと考える親たちが低学年で塾に入れ中学受験の準備をする最近のムーブメントにもつながっている気がする。 以下なるほどと思ったメモ。 ・読み書き計算ができると集中力がつき子どもたちが落ち着く。 ・社会の用語は(習っていないものでも)漢字で覚えること。そうすることでイメージと共に思い出すことが出来る。漢字の特徴を生かすため。 ・低学力というのは、能力そのものより自分は出来ないんだという思い込みが原因になっている場合が多い。 朝食にはパンより米を食べた方が良いとか、父親が進路の話をした方が良いとか、やや前時代的な記述もあるが、それ以外は今でも違和感はなく為になる内容だった。 子供たちにより良い教育とは?と切磋琢磨した当時の若き教員の真剣な取り組みに胸が熱くなった。これも古き良き時代ならではの話なのかもしれないと思うと少し悲しい。

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2022/03/06

20年近く前の内容のため、教育事情は今と異なる部分が大きいが、短時間で基礎学力を身に付けさせる方法や、その効用については参考になる部分が大きい。

Posted by ブクログ

2016/09/02

・読み書き計算を毎日繰り返すことで脳は大きな成長をとげる。「脳も、手足の筋肉もまったく同じ。毎日、ランニングをするのと同じように、計算問題を解き続けると、脳のいろいろな場所が鍛えられる。たくましい脳になると、脳をうまく使うことができて、いろいろな、もっと難しい問題を解くときも、上...

・読み書き計算を毎日繰り返すことで脳は大きな成長をとげる。「脳も、手足の筋肉もまったく同じ。毎日、ランニングをするのと同じように、計算問題を解き続けると、脳のいろいろな場所が鍛えられる。たくましい脳になると、脳をうまく使うことができて、いろいろな、もっと難しい問題を解くときも、上手にできるようになる。学習で、いなかの一本道を高速道路にするただ一つの方法はくりかえし勉強して、脳の細胞と細胞の間に何度も何度も情報を流すことなのです」by東北大学・川島隆太教授 ・テレビを1日2時間以上見る子に高学力の子はいない、その理由は、学力をつける上でたいへん重要なしんぼう強さが育たないから。 ・公文式の意味…百マス計算をみて、これは公文と同じではないですか?という質問をよく聞くが、私は「その通りです」と答える。そもそもこうした学校の盲点は、授業構成が理解に重点を置きすぎ、習熟のための時間を軽視してきたから。公文式を計算ばかりと批判する先生もある。しかし、週2回、それもそう長くもない時間指導しているだけにもかかわらず、それなりの効果があるというのは、学校のカリキュラムの盲点を衝いているから。塾のカリキュラムだからと頭から否定したりすることはできなくなる。しかも学校は朝から夕方まで、子どもを教育している。そもそも週に2回程度塾に通って、学校と同程度の学習をしていながら、はっきりとした成果が出てしまうなら、学校は何をやっているんだということになってくるのではないだろうか。

Posted by ブクログ