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街道をゆく 新装版(33) 白河・会津のみち、赤坂散歩 朝日文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 朝日新聞出版 |
発売年月日 | 2009/04/06 |
JAN | 9784022644879 |
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街道をゆく 新装版(33)
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7件のお客様レビュー
以下抜粋~ ・ともかくも、関東・東北ともに、馬文化の国である。 それでこそ、十二世紀末、源氏の奮闘によって、鎌倉幕府ができたといえる。 ・・・・ その点、平家は冴えなかった。 かれらは牛地帯を本拠としていたから、しかるべき武士でも、馬を一頭かにどうしかもっておらず、長途にわたる...
以下抜粋~ ・ともかくも、関東・東北ともに、馬文化の国である。 それでこそ、十二世紀末、源氏の奮闘によって、鎌倉幕府ができたといえる。 ・・・・ その点、平家は冴えなかった。 かれらは牛地帯を本拠としていたから、しかるべき武士でも、馬を一頭かにどうしかもっておらず、長途にわたる騎馬集団の移動作戦はできなかった。そういうあたり、源頼朝を擁した関東武士団は、あたかも騎馬民族であるかのように、ふんだんに乗り替馬をもっていたのである。 ・ついでながら江戸時代となると、地方の時代だった。 日本の学問水準は地方課、地方出身者たちがささえ、首都のひとである江戸人はむしろ学問を野暮とする風さえあった。 そういう江戸期、特に後期、二百数十藩のなかで、会津藩の教育水準はおそらく肥前佐賀の鍋島藩とともに、日本第一等であったかもしれない。 ・幕府にはコメを重んずるという原理があり、これが、経済よりも神学的にまでなっていたため、天保改革が失敗した。 諸藩はこの点、不見転のように尻軽で、カネ(拓殖興業)に身を売るような、無節操さがあった。 特に雄藩のなかで改革に成功したのは長州藩、薩摩藩で、土佐藩、肥前藩がこれに次いだ。 ・・・ 寛政期にはよくやったが、会津藩は封建制が精密であったせいか、体質として商工業になじまなかったようである。 なにぶん、危機救済をする財政家は、天才を必要とし、しかも全権を与えなければならない。このため、薩摩も長州も、茶坊主に全権をあたえたり(薩)、また50石の士を藩内閣の首班(長)にすえたりした。会津ではとてもそれができず、つなに世襲の重臣が担当した。
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関西・奈良に住む私からは東北地方は遠く、白河の関を越えるのは、かなり覚悟のいることです。 飛行機に乗ると、東北地方を飛び越えて北海道まで行ってしまうのです。 この本を読んだことで、東北・会津への旅を実現することが出来ました。
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先日大内宿、会津若松と旅行に行ったので読んでみることに。昔から司馬遼太郎の作品が大好きでよく読んでいたのですが、街道をゆくのシリーズは初めて読みました。結論とても面白かったです。司馬遼太郎さんの造詣の深さを改めて感じました。和歌、仏教、イコン画、江戸の上水道など話が多岐に渡り勉強...
先日大内宿、会津若松と旅行に行ったので読んでみることに。昔から司馬遼太郎の作品が大好きでよく読んでいたのですが、街道をゆくのシリーズは初めて読みました。結論とても面白かったです。司馬遼太郎さんの造詣の深さを改めて感じました。和歌、仏教、イコン画、江戸の上水道など話が多岐に渡り勉強になりました。赤坂もたまたま最近散歩してたので、本に出てくる所全てイメージが湧いたせいか、楽しさ倍増でした。
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