商品詳細
内容紹介 | 三十九歳で、みずから世を去った太宰治。日本文学史において燦然と輝く名作を生み出した作家の人生の断面を切りとった、きらめく言葉の数々をテーマ別に編成。太宰文学のエッセンスがここに! |
---|---|
販売会社/発売会社 | 河出書房新社 |
発売年月日 | 2009/04/20 |
JAN | 9784309409566 |
- 書籍
- 文庫
さよならを言うまえに
商品が入荷した店舗:0店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
お客様宅への発送や電話でのお取り置き・お取り寄せは行っておりません
さよならを言うまえに
¥220
在庫なし
商品レビュー
3.2
6件のお客様レビュー
如是我聞が彼の本質がわかりやすいのかな いろいろと苦悩していたのだろう 親しみが持ちやすいが、太宰治の面白さを知るには小説を読まなくてはと思った まだまだこれからたくさん読む
Posted by
太宰の小説の中からテーマに沿って抜き取った文と、エッセイというようなものが多少。最後のものは志賀直哉の悪口ばかり書いてあった。面白くなかった。
Posted by
あとがきの巖谷大四によると、「太宰治という人間およびその環境を知ってもらう意味で、『わが人生を語る』を最初に、『津軽通信』『如是我聞』を巻末に配して、その間に『ことば』をちりばめる構成にした」とのこと。 各作品から引っ張りだされた個々のことばは、なるほど何か意味深いものを感じ...
あとがきの巖谷大四によると、「太宰治という人間およびその環境を知ってもらう意味で、『わが人生を語る』を最初に、『津軽通信』『如是我聞』を巻末に配して、その間に『ことば』をちりばめる構成にした」とのこと。 各作品から引っ張りだされた個々のことばは、なるほど何か意味深いものを感じ、その意味は多いにあると思えるが、最後の「如是我聞」ですべてをぶち壊しにしている。太宰と志賀直哉の不仲は、まあまあ有名だが、『新潮』紙上か何かで、お互いを文章にて罵り合っているだけなのだ。もちろん、今作は太宰であるから、太宰からの一方的な攻撃だが、読んでいてもあほらしさしか感じない。まるで子供のけんかである。 もともと私個人が太宰作品を敬愛しているかというと、まったくそれはなく、むしろあの厭世的な感じが鼻につく。『如是我聞』がなければ、興味深く読めたかもしれない。
Posted by