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学校の階段の踊り場(1) ファミ通文庫
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学校の階段の踊り場(1) ファミ通文庫

櫂末高彰【著】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 エンターブレイン
発売年月日 2009/04/10
JAN 9784757747654

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商品レビュー

3.5

3件のお客様レビュー

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2009/04/03

本編クライマックス直前のブレイク

あとがきで作者自身が明言しているように次巻で完結を迎える本シリーズの、そのクライマックスを直前に控えたほんのひと時を楽しむ短編集である。全5編だが巻頭カラーイラストが4頁の漫画になっており、ここで希春姉さんの学生時代のエピソードが綴られている。希春姉さんが幸宏ラヴになるきっかけを...

あとがきで作者自身が明言しているように次巻で完結を迎える本シリーズの、そのクライマックスを直前に控えたほんのひと時を楽しむ短編集である。全5編だが巻頭カラーイラストが4頁の漫画になっており、ここで希春姉さんの学生時代のエピソードが綴られている。希春姉さんが幸宏ラヴになるきっかけを描いた小噺である。 【女神委員会】本編の裏側で行われている『女神委員会』の模様がダイジェストで描かれている。面白い。野郎どもがくだらないことをクソ真面目に取り組む馬鹿馬鹿しさがアツイ。現会長の武勇伝なエピソードと幸宏の旧友の【吉田】の魂の叫びが重なる展開も秀逸。次期会長決定(?)の瞬間かもしれない。【夜明けの階段】幸宏が全身真っ赤になって担がれた体育祭当日夜の様子である。女性陣と男性陣がそれぞれ天ヶ崎邸と幸宏宅に集まって過ごすシーンが同時進行的に綴られる。男性陣が神庭4姉妹をネタに「男らしい」会話をしたり、女性陣が意中の男をネタにキャーキャー言い合うのかと思ったが意外にフツーだった……男性陣の罰ゲームを除いては。【プリンはどこへいった?】幸宏の生徒会サイドのミステリー(?)モノ。しかし幸宏は登場しない。数の合わないプリンの行方を巡る謎解き展開だが犯人とオチは容易に想像できる。【サンタ同盟】幸宏と美冬姉さんの幼少時の話。それだけ。【盂蘭盆会】夏休みに実家へ里帰りした時の話だが、よく考えれば幸宏+4姉妹の祖父母は同じなんだよな、と妙に納得する。幸宏の父母のことが出てきて切ないようなほろ苦いような感じにもなるが、かといって暗い展開にはならない。むしろ幸宏が美冬姉さんに対して少し頑張っちゃったことの方が驚きかも。よくやった幸宏クン。今回は美冬姉さんの挿絵が多くてナイス。

DSK

2019/05/01

その女神委員会に対して、対象にされている当人たちはどう思っているんだろう。 やってることはセクハラですよ、完全に。 盗撮まがいなこともしているし。 それは本当に、女神だと思っている相手に対してやって良い行為なの?

Posted by ブクログ

2010/10/06

“幸宏は日の光をぼんやりと見つめ、深呼吸をした。まだ空気は冷たいけれど、朝の緩やかな日差しを吸い込むことができたような気がする。 スイッと、横に誰かが並んだ。振り向いた瞬間、相手が囁く。 「おはよう」 美冬の横顔が目の前にあった。彼女の頬に日光が射す。ツインテールの髪が揺れ、幸宏...

“幸宏は日の光をぼんやりと見つめ、深呼吸をした。まだ空気は冷たいけれど、朝の緩やかな日差しを吸い込むことができたような気がする。 スイッと、横に誰かが並んだ。振り向いた瞬間、相手が囁く。 「おはよう」 美冬の横顔が目の前にあった。彼女の頬に日光が射す。ツインテールの髪が揺れ、幸宏の肩を撫でた。 「……お、おはよう、ございます……」 幸宏はろれつが回らなくなる。美冬はさっさとその場を離れ、天ヶ崎の腕に手を回した、二人して笑う。 ……え、えーっと。 日差しが急に暑くなった。視界の隅で井筒と前田がニヤついている。女子に混じって吉田や渡辺、石井も何か叫んでいた。幸宏は顔を多少乱暴に撫でつけ、一つ、ため息をつく。 そうして、月曜の朝を迎えた。” 合間、合間の話とか。 女神委員会面白い。 プリンは結構簡単に犯人わかった。理由までは、推測が及ばなかったけれど。 “「いや、もう海水浴には遅い時期だし。それにお盆に海で泳いじゃいけないって話、聞いたことあるし」 「気にすんな。散歩するだけだから」 「千秋姉さん、目が笑ってるよ。あ、そうだ、もうクラゲとか出る頃じゃない?海はあんまりお勧めしないなあ」 「ダイブ」 「小夏姉さん!?今、すごく不吉な単語を聞いた気がするんですけどっ。何か、前にもこんなシチュエーションで酷い目に遭わされた覚えがあるよ!」 「なんだよ幸宏、デジャヴか?」 「絶対違う!明らかに悪意を感じるっ」 「まあまあ、気にすんなって」 「ダイブ」 「小夏姉さん!?マジですごく怖いんですけどっ」 「今のは大丈夫を縮めて言っただけだって。ダイジョーブ、略してダイブ。な?」 「嘘だ!そんな略し方初めて聞いたっ」 「新しいだろ?」 「そんな新しさ、いらない!」 「ダイブ」”

Posted by ブクログ

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