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最高の四姉妹 としごろ フランス書院文庫
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最高の四姉妹 としごろ フランス書院文庫

巽飛呂彦【著】

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最高の四姉妹 としごろ フランス書院文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 フランス書院
発売年月日 2009/03/25
JAN 9784829616314

最高の四姉妹

¥440

商品レビュー

4

1件のお客様レビュー

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2009/03/26

限りなく星5つに近い星4つ

う~ん……何だか惜しい。何かが少しだけ足りない気がする。普通に判断すれば充分に星5つの安定したレベルとは思うのだが、では『三十日個人教授-叔母といとこのお姉さんたち』や『僕と年上三姉妹-甘い同居生活』といった過去の作品群に並び立つ作品か、となると正直「そこまでは……」となってしま...

う~ん……何だか惜しい。何かが少しだけ足りない気がする。普通に判断すれば充分に星5つの安定したレベルとは思うのだが、では『三十日個人教授-叔母といとこのお姉さんたち』や『僕と年上三姉妹-甘い同居生活』といった過去の作品群に並び立つ作品か、となると正直「そこまでは……」となってしまう実に惜しい作品だと思う。年子な四姉妹の設定や、幼い頃の回想を用いたストーリー展開など、なかなかチャレンジングな姿勢には感服するし、特に(本人の誤解だが)出生の秘密(?)や、聡明で綺麗な姉達にコンプレックスを抱く四女のドラマはかなり良かったが、全員が主人公より年下ということもあって、長女などは相応に頑張ってはいるのだが、どうしても妖艶さには欠けるのである。1人くらいは年上がいれば変っていたのか、あるいは姉妹の中にもっとはっちゃけたキャラクターがいれば変わっていたのか、おそらくこの辺りに要因があるような気がする。もしかしたら単純に自分の期待が高過ぎたことが一番の原因かもしれない。年上やぶっ飛びキャラも既に作者の中では「取り扱い済み」なところがあるために安直に用いることを避けたフシも感じられ、作品づくりの難しさも滲ませている。あと、回想シーンでそこそこ頁を費やした影響か、所々はすんごくいやらしくて光るモノがあるのだが、巽作品にしては濡れ場がやや淡泊な印象があり、ここでも若干の物足りなさを感じる。それでも全体的なイメージはこれまで通りの巽作品(誘惑系)なので安心印な作品なことに相違ない。

DSK

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