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グローバル権力から世界をとりもどすための13人の提言
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 青土社 |
発売年月日 | 2009/03/30 |
JAN | 9784791764761 |
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商品レビュー
3.5
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国際政治の動きや理論、時事問題の批評において目を向けがちと思われる西洋の視点とは異なる視座でグローバリゼーションの動きや影響を知ることができる点で良書と言える書籍でした。言われた先進国と発展途上国という経済発展を段階的に判別したうえで両者の関係性を論じた「南北問題」の言語的意味が...
国際政治の動きや理論、時事問題の批評において目を向けがちと思われる西洋の視点とは異なる視座でグローバリゼーションの動きや影響を知ることができる点で良書と言える書籍でした。言われた先進国と発展途上国という経済発展を段階的に判別したうえで両者の関係性を論じた「南北問題」の言語的意味が今でも有効であるとするならば、この本は明らかに南側からの視点にあたります。 しかし、私自身がこうした南側からみた世界を意識してとりいれて世界を見ているかといえばそうではないわけですのでその欠如を埋めようと思ったのです。中国、インドなどに代表される新興国の興隆で欧米諸国を中心として数世紀にわたって続いていた情勢が大きく揺らぎ始める中でグローバリゼーション自体に対する南側の視点にはこれまでとは違った批判的な言葉も散見され、気付かされることの多いのも読む価値を感じさせるものでした。 読み始めて最初はグローバル経済についてアマルティア・セン氏やジョセフ・スティグリッツ氏が持論を展開する訳ですが、セン氏の直後に登場するヘレナ・ノーバーグ=ホッジ氏の持論が、グローバル経済に対する期待という点からして真っ向から対立しているのを読んで驚きました。インド出身でイギリスで教鞭をとるセン氏と西側で生まれ南側を研究のケース対象とするホッジ氏という出生と経歴が逆の一に近い二人が相対する論考を展開する点を読んでさえこのグローバリゼーションという問題の多面性を描き出していると言えるかもしれません。 その後も、9/11以後の世界や現在アメリカ主導する対応方法の中で築かれてきたイスラムを見る世界を視点の構築に大きな影響力をもった、テロリズムとイスラム原理主義をつなぐ理解方法に対する批判的論評が展開されます。ここでは以前私も『アメリカン・ジハード』の著書で読書感想文において紹介したマフムード・マムダーニ氏が登場しています。論文ではなく彼の口語から語られる説明によってその理解を補強できることもあるのだと知ることのできた、個人的には貴重な機会になりました。 また、最終章で当てられているトピックは「世俗主義」ですが、これから先読み進めたいと思った一番の分野はこれでした。キリスト教やイスラム教など宗教界全般がkの世俗主義の影響を受け始めていることが複数のインタビューイーからの言葉で分かります。信仰と宗教の関係性が世俗によっては弱められているとするならば、この世俗をどのように考えるべきかは、日本人と宗教との形骸化し薄っぺらになったという論評さえある日本へと反射することもできる面白い視点からも知れないと思ったのです。 というわけで、南側の視点から新しくみえるグローバル化する世界を知りたいと思う方にはお薦めできる本です。フラット化してる、カーブ化してる、クラウド化してる、などなど西側の視点から語られる世界を形容する言葉には枚挙にいとまがありませんが本当にそうなのか?という思いから少し歩みを緩めさせてくれると思います。
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図書館で借りて、てろてろって読んだ本。 来週のゼミまでにもう1回読めるかしらん。 本当は、じっくり・まとめながら読みたかった1冊。 「開発」について、センやスティグリッツ以外にも、女性論者の話も載せてあった。 対話形式で、わかりやすい言葉で書いてある、(とは言え、各学者の論説...
図書館で借りて、てろてろって読んだ本。 来週のゼミまでにもう1回読めるかしらん。 本当は、じっくり・まとめながら読みたかった1冊。 「開発」について、センやスティグリッツ以外にも、女性論者の話も載せてあった。 対話形式で、わかりやすい言葉で書いてある、(とは言え、各学者の論説がそのまま出てくるので、予備知識がないと厳しいところもあるかも。) 人に勧めるには、いい本かも。
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