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富子すきすき
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 2009/03/21 |
JAN | 9784062153676 |
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富子すきすき
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商品レビュー
3
8件のお客様レビュー
宇江佐真理氏が、亡くなってから、読んでなかった本が沢山出てきた。 この本は、6話からなるのだが、ハッピーエンドに終わらないものが沢山ある。 題名の「富子すきすき」も、吉良上野之介の妻として、硬派な夫が、このような言葉をかけていたのだと、、、少し和らぐ話である。 一般的に赤穂浪士の...
宇江佐真理氏が、亡くなってから、読んでなかった本が沢山出てきた。 この本は、6話からなるのだが、ハッピーエンドに終わらないものが沢山ある。 題名の「富子すきすき」も、吉良上野之介の妻として、硬派な夫が、このような言葉をかけていたのだと、、、少し和らぐ話である。 一般的に赤穂浪士の正義と、殿への忠義を褒め称える物が多いが、反対に、吉良家の格式を守って来ているお家柄から言うと、不調法な行動をたしなめる立場であったことも事実であろう。 時の流れに、一方的に、事実を伝えているけれど、これも然り、正しい見方なのか?と、問いかけている。 「堀留の家」「面影ほろり」「びんしけん」など、人生においても、その時の判断によって、後悔することも多々あること、、、 宇江佐氏の本であるのに、ちょっと辛辣な人生観が、描かれていた。
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俵藤太の百足退治の帯の話が3作続き、(最初は病弱な娘が手に入れて、亡くなり、その友人3人が形見分けとして代わりばんこに帯を持つようになる)話としてはそれの二作目が一番好きだったかな。 富子すきすき、は赤穂浪士の事件後の話で、上野介側。 富子60過ぎてる、と笑ったりしつつ内容としてはちょっと夢にとりつかれている感じがしました。 まあ不幸のなかで、死に様は仕合わせ、だったんではないでしょうかね…。
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宇江佐にしては寂しい話の短編集。 何かボタンの掛け違いをして悲しい結末になってしまった人達の話。富子の夫吉良上野介の何がいけなかったのか。何故敵討ちされなければならないのか。何故孫の吉良家の当主が罪人として預けの身にならなければいけないのか。何故世間は四十八士を褒め称えるのか。苦しく悩む内に上杉家に養子に出した息子まで病に犯される。ただ思い出すのは上野之介の「富子すきすき」という言葉だけ。悲しくどうしようもない話。
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