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組織文化を変える 「競合価値観フレームワーク」技法
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | ファーストプレス |
発売年月日 | 2009/03/24 |
JAN | 9784904336274 |
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組織文化を変える
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企業が強くあるためには、参入障壁が必要だったり、規模の経済や効率性を活用できるところで勝負したり、競争が少なくなるように工夫する、ということに加え、組織文化が大切と説く。 組織文化とは、価値観であり、リーダーシップスタイルだったり、仕事の進め方など多岐に渡る。この本では、「どう...
企業が強くあるためには、参入障壁が必要だったり、規模の経済や効率性を活用できるところで勝負したり、競争が少なくなるように工夫する、ということに加え、組織文化が大切と説く。 組織文化とは、価値観であり、リーダーシップスタイルだったり、仕事の進め方など多岐に渡る。この本では、「どういう組織を目指す?」という問いに対し、議論が発散しないように競合価値観フレームワークというものを提供している。それが、家族文化、イノベーション文化、マーケット文化、官僚文化の4つである。 この中で、どれかを選ぶわけではなく、どれを伸ばしていきたいかを、定期的に確認しながら、対策を打っていく。それは、パフォーマンスを高めるためには、組織を常に変革し続けることが必要だからだ。 例えば、p167にそれぞれの文化に必要な能力が書かれているのでそれらを高める工夫をするもよし、「後任を選ぶときの必須スキルは?パフォーマンスの高いチームになるには何が足りない?大成功を収めるための組織とは?」と質問して出てきたスキルを高める工夫をするもよし。 組織文化って難しく見えるけど、以上のように考えると、通常のマネジメントと同じで、①現在の組織文化の確認と認識合わせ、②ありたい組織文化の認識合わせ、③そのために必要な要素は何かを定義し、④イメージしやすいようにストーリーで語り、⑤行動計画を立て、⑥導入計画を立てる、となる。
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キム・キャメロンは、"positive leadership"というポジティブ心理学を応用したリーダーシップの本が実用的でいいな、と思っていた。で、翻訳されている本はないかなー、ということで見つけたのがこれ。昨年の3月に出版されていて気がつかなかった。 と...
キム・キャメロンは、"positive leadership"というポジティブ心理学を応用したリーダーシップの本が実用的でいいな、と思っていた。で、翻訳されている本はないかなー、ということで見つけたのがこれ。昨年の3月に出版されていて気がつかなかった。 というわけで、あまりセンセーショナルな話題になっているようではないし、書名も装丁も地味だけど、これは、個人的には、ここ1年くらいで読んだ経営学の本のベストである。 さまざまな企業変革の前提となる企業文化の変革をマネジメントする手法なんだけど、当たり前といえば、ものすごく当たり前のことが書いてあって、なんでこれに気付かなかったんだろう、と思う。 コロンブスの卵というほどもないくらい本当に素直に納得できる。 難点といえば、本の厚さのわりには値段が高いこと。充実している付録が、インターネットからのダウンロードするものになっていて、それを紙に印刷すると読みにくいこと、くらいかな。 久々に、これを試してみよう、と思える本に巡り会えた。 キム・キャメロンは、他に日本語で読めるものはないみたいだけど、マネジメントスキル、特にモティベーションやコミュニケーションなどで、良さげな本を沢山書いているみたいだ。 この辺も、勉強しなきゃなー。
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競合価値観FWにより、家族、イノベーション、マーケット、官僚の4象限に組織文化を分類。それぞれの文化がもつ特徴に基づき、行動を行うことで、組織文化を変革できるとしている。文化の判別には従業員から取得したアンケートを用いている。
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