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幕末剣客伝 双葉文庫
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幕末剣客伝 双葉文庫

津本陽【著】

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幕末剣客伝 双葉文庫

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商品詳細

内容紹介 講談社1994年刊の加筆訂正
販売会社/発売会社 双葉社
発売年月日 2009/03/15
JAN 9784575663716

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商品レビュー

3

3件のお客様レビュー

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2009/05/16

個人的には戦友絵姿の事をもう少し突っ込んで描いてくれれば嬉しかったかな、せっかく中島登が主人公の話だし…所々で回想される程度だから「新選組」の話として読むには少々物足りないが、御一新前後を生き抜いた一隊士の話という感覚で読めばとても面白い本だと思います。

Posted by ブクログ

2009/03/21

タイトルにある「幕末」そして「剣客」という単語、また表紙絵にあるダンダラ模様の浅葱色羽織り、その2つに惹かれて思わず購入。――結果、その2つにとてつもなく騙されたような気がしてならない一冊…(-_-;) いや、決して面白くなかったワケではないんですけれども。けど当然、このタイトル...

タイトルにある「幕末」そして「剣客」という単語、また表紙絵にあるダンダラ模様の浅葱色羽織り、その2つに惹かれて思わず購入。――結果、その2つにとてつもなく騙されたような気がしてならない一冊…(-_-;) いや、決して面白くなかったワケではないんですけれども。けど当然、このタイトルと表紙絵から絶対、中身は“幕末の京都を舞台にした新撰組隊士が主人公の物語”だとか、思うじゃないですか。それが、よもやフタを開けてみれば、全くの別物だったなんで、誰も思いませんって! だって舞台は幕末どころか明治維新後、既に東京遷都も済んだ後で、よりにもよって静岡の浜松らへん。主人公は、確かに実在の新撰組隊士・中島登、ではありますが。もはや作中では既に“もと”と付く新撰組隊士。つーことで、これはまぎれもなく、中島登が新撰組隊士として活躍していた頃の物語、ではなく、“もと新撰組隊士”として維新後どのような生活を送ったかを描いた物語、でございました。…どこが「幕末」やねん! なんで表紙絵がダンダラ羽織りの剣客やねん! と、読了後に思わず洩らしてしまいましたヨ。…まあ、紹介文とかよく読まずにタイトルと表紙絵だけで判断してしまった私も私ですが。そんなワケなので、決して面白く読めなかったワケではなかったんですが、タイトルと内容の不一致、という大きな期待ハズレを食らってしまったので、あまり良い読了感を得られなかったことが残念でした。

Posted by ブクログ

2007/11/29

津本陽さん初読。うーん。。浅田次郎旋風のなか、「幕末」「剣客」の装丁に釘付けになって借りてきたんですが。。。固茹で系ですね。これ、男性が読むとすかっとすると思いますよ。「俺もこんな風に生きてぇなぁー」みたいな。時は幕末、元新撰組諜報部員として人に語れぬ過去を持つ男、中島。30代半...

津本陽さん初読。うーん。。浅田次郎旋風のなか、「幕末」「剣客」の装丁に釘付けになって借りてきたんですが。。。固茹で系ですね。これ、男性が読むとすかっとすると思いますよ。「俺もこんな風に生きてぇなぁー」みたいな。時は幕末、元新撰組諜報部員として人に語れぬ過去を持つ男、中島。30代半ば。激動の維新の時代に旧幕侍として落ち着き先を探す身の上、立ち寄った浜松で昔の戦友に声をかけられ、剣の腕っぷしを見込まれて用心棒のような稼業に。土地の者に頼りにされ、身の回りの世話もしてもらえるし、住み込んだ町人宅の10代の娘には惚れ込まれ、ひとまわりも違う若さの妻を娶る。朝な夕なと上げ膳据え膳で酒飲み放題。問題が起こるときちっと出てって鮮やかな剣さばきで丁々発止とやっつける。若い妻からはベタ惚れされまくり。そこへ聞いた昔の仲間の裏切り。こいつあ許せねえ。妻に置手紙一枚でふらっとあだ討ちの旅。さんざんあってようやく憎き敵を追い詰めるも、最後には慈悲で見逃すかっこよさ。待たせたな、と妻のもとに帰って盆栽で楽隠居、かと思えばその盆栽に才を発して新種の蘭を生み出し、億万長者。。。男の夢盛りだくさんみたいな印象でした。うーん。いい男ではあるんだけど、こんな男とつきあってたら、女友達から「やめちゃいなよアンタ尽くし損よそんな男」とよってたかって言われそうな。剣の立会いの表現は見事なんですけどね。主人公に惚れこめなかった私としては、「男って勝手ね!」という後味な物語、でした(^┰^;)ゞ。amazonによると、津本さん作品で薩摩示現流の小説があるらしいので、探してみようーっと。

Posted by ブクログ

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