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宇佐美まこと【著】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 祥伝社
発売年月日 2009/03/20
JAN 9784396633134

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商品レビュー

4.1

16件のお客様レビュー

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2021/03/31

選書する時に 参考文献に 興味深いモノがある時は ほぼ間違いがない 南方熊楠、 三木成夫、 沖浦和光、 この辺りのお名前があったことが より手に取ることに そして 物語の構成は さすがの 宇佐美まことさん 徳島県、剣山の麓近くでキャンプした時に 体験した四国の山の中の情景...

選書する時に 参考文献に 興味深いモノがある時は ほぼ間違いがない 南方熊楠、 三木成夫、 沖浦和光、 この辺りのお名前があったことが より手に取ることに そして 物語の構成は さすがの 宇佐美まことさん 徳島県、剣山の麓近くでキャンプした時に 体験した四国の山の中の情景が まざまざと蘇りました 最後まで わくわく どきどき 引っ張ってもらえました

Posted by ブクログ

2020/10/28

平家の落人伝説の残る山里で起きるホラーミステリー。 第一章 幻夢 第二章 不入森 第三章 骸花 第四章 曼荼羅 第五章 斉唱 愛媛県の過疎の町・尾峨にあるハガレ谷は、古くは平家の落人が自刃し、殺人犯が射殺された因縁の場所。 この地の尾峨中学校に赴任してきた圭介は、かつてアス...

平家の落人伝説の残る山里で起きるホラーミステリー。 第一章 幻夢 第二章 不入森 第三章 骸花 第四章 曼荼羅 第五章 斉唱 愛媛県の過疎の町・尾峨にあるハガレ谷は、古くは平家の落人が自刃し、殺人犯が射殺された因縁の場所。 この地の尾峨中学校に赴任してきた圭介は、かつてアスリートを目指した陸上選手。アクシデントにより夢を絶たれ、横浜からこの地へ流れてきた。 道を外れた杏奈は両親の離婚から、父方の祖母・タキエの住む尾峨へ移りすみ、圭介の生徒に。 Iターンで広島から就農で移住してきた隆夫は、会社からつまはじきにされ、新しい土地での新生活に夢を見ていた。 そんな3人が、ハガレ谷から漂う異界からの物体により、狂気の渦に巻き込まれる。 過去、その狂気に気づいていた者のメッセージが、尾峨中学校校歌の隠された3番の歌詞に秘密があることが分かる。 杏奈に迫りくる狂気、生徒を守る圭介。 人の憤怒、憎悪が思わぬものによって、綿々と繋がる狂気を巻き起こすミステリー。 作者の代表作と言われるだけある後半の読みごたえ。 徐々に怖さを増していく叙述、関係者のつながりが1本にまとまる心地よさが素晴らしい。

Posted by ブクログ

2019/05/29

どんどん人間が卑屈になっていく様が 上手く描けてて良かったんだけど なんだかオカルト感が強すぎて ラストはちょっと消化不良。

Posted by ブクログ

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