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ツキコの月 角川文庫
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商品詳細
内容紹介 | タンゴが響き渡る20世紀初頭のブエノスアイレスから、神戸、東京、満州へ。日本人移民としてアルゼンチンに育ち、女優として大輪の花を咲かせたツキコ。森光子主演で舞台化された、女優の凄絶な半生をドラマティックに描いた傑作長編! |
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販売会社/発売会社 | 角川書店/角川グループパブリッシング |
発売年月日 | 2009/03/24 |
JAN | 9784041973271 |
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ツキコの月
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商品レビュー
2.5
2件のお客様レビュー
今まで読んできた伊集院さんの作品と比べると 異色である。物足りない。 あとがきで知ったが舞台のために書かれたとのこと。 それで納得。妙に話がするすると進んで行くことに。 前半までは、人物の描き方もいつも通りで好きだったが 後半は同じ作品と思えないくらい長いわりに ...
今まで読んできた伊集院さんの作品と比べると 異色である。物足りない。 あとがきで知ったが舞台のために書かれたとのこと。 それで納得。妙に話がするすると進んで行くことに。 前半までは、人物の描き方もいつも通りで好きだったが 後半は同じ作品と思えないくらい長いわりに 薄い作りに感じた。 舞台向けだからやむを得ないのか。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
アルゼンチンのブエノスアイレスで始まった物語は 興味深くおもしらかったのだけれど なんだか、色々なことがおこって、突然話が終わり変わり 最後はいったいなんなんだろうと思ったところで ツキコの言葉で「人はどう生きたかじゃない。 どんな生き方でもいいから生きていることが生きている」 を読んで、これが言いたかった本なのかぁと思った 東山紀之さんの解説で、この小説が女優森光子さんの舞台のために 作られた本だと言う事が分かって納得 舞台で見たらおもしろいのかもしれない ただ、ツキコを森光子さんがやるというのが想像出来ないけど・・・ 伊集院静さんの小説を初めて読んだのは17年前の『海峡』で 感動してずっと読み続けていたのだけれど ある時期から、なんとなく心に響くものがなくなった気がして しばらく読んでいなかったのだけど、、、うん
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