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枕草子日記的章段の研究
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枕草子日記的章段の研究

赤間恵都子【著】

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枕草子日記的章段の研究

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 三省堂
発売年月日 2009/02/01
JAN 9784385364056

枕草子日記的章段の研究

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2011/02/13

『枕草子日記的章段の研究』の著者赤間恵都子先生は、版元である三省堂の辞書サイト《Sanseido Word-Wise Web(http://dictionary.sanseido-publ.co.jp/wp/)》で、「『枕草子日記的章段の研究』に寄せて」というコラムを隔週火曜日に...

『枕草子日記的章段の研究』の著者赤間恵都子先生は、版元である三省堂の辞書サイト《Sanseido Word-Wise Web(http://dictionary.sanseido-publ.co.jp/wp/)》で、「『枕草子日記的章段の研究』に寄せて」というコラムを隔週火曜日に連載されている。このレビューを書く前の2011年3月15日付けコラムは47回目を数えるから、これだけで一冊の本になるんじゃないかという数の連載だ。 そして、このコラムのテーマはもちろん枕草子日記的章段に関するものだから、『枕草子日記的章段の研究』と内容的にかぶるところが多く、内容的にも興味深いことが書かれている。ならば本を買わなくても、連載中のコラムを読めばいいような感じがしそうだ。 けれど、『枕草子日記的章段の研究』と連載コラムとでは、やはり深さが違う。このコラムは『枕草子』への関心を喚起するものであって、『枕草子日記的章段の研究』とは考察の深さが違う。だから、「コラムを読んで興味がわいてきたら、著書である『枕草子日記的章段の研究』を読んでみて」ってことなのだろう。 学者さんの論文は、いろんな学術誌に分散して寄稿されるので、それをひとまとめにした本というのは有難い。連載コラムで興味を持ち、本まで購入してしまった。著者と出版社の狙い通りなのだろうが、『枕草子』が好きな人には心地良い内容が詰まっているので満足。『枕草子』が書かれた背景がわかると、きっともっと好きになれるし愉しめる。お高いけれど、研究者だけではなく『枕草子』ファンにもお薦めの一冊。 出版社レビュー 『枕草子』は随筆か、後宮女房日記か。『枕草子』の「日記的章段」に着目して、史実と対照させ丁寧に分析、そこから清少納言の主体的な執筆意志をとらえるとともに、成立時期を新たに提案した『枕草子』研究者必読の一冊です。

Posted by ブクログ