株価とニュースの関係が面白いほどわかる本

石原敬子【著】

• 販売会社／発売会社: 中経出版
• 発売年月日: 2009/03/06
• JAN: 9784806132967

商品レビュー

2019/04/04

金利が上がる→コストがかかる→株価下がる
※ただし、無借金企業は金利が上がっても関係ない。→借金がないことが有利と判断され逆に株価が上がることも。
銀行も利子が増えるので株価上がる傾向
利上げが決まると不動産の駆け込み需要

アメリカの金利上がる→日本の株価下がる

決算が良くても株価が変わらない時がある。
→すでに織り込み済みだから

アメリカの失業率が下がる→景気が良いということ→日本の株価が上がる
※ただし、アメリカの景気が良くても円高であれば日本の製品を買ってくれないため、株価は上がらないことも

円高→輸出企業（トヨタ）の株価が下がる
逆もしかり

円高ドル安になると外国人が日本株を買いだす
→さらに円高ドル安になった時に為替差益があるから

通常、インフレ時は株価があがる
→物の価値が上がるので現金の価値が下がる→現金でおいておかずに投資しよう

原油価格が上がる→コスト増→株価下がる
ただし、石油を売ってる会社（シェル石油など）は初期段階は株価上がる
→安い時に買った分を高く売ることができる（でも差額のある最初だけ）→そのうち株安

失業率悪化で全体的に株価下がるかもしれないが、再就職支援企業などは株価が上がる

景気が良くなる政策が出されると株価上がる
・税金が安くなる政策
・規制緩和
・公共事業を増やす

突然の解散、総選挙の場合は株価下がる場合が多い
→政治の先行きが不透明のため、選挙結果が判明するまで現金に戻したりするから

消費税導入直前は駆け込み需要
→電機メーカー、小売、百貨店の株

中食ビジネス

戦争、テロ、有事の際には株価下がる

例年より暑かったり、寒かったりする景気が良くなって株価上がる
猛暑・厳寒で注目

→飲料、ビール、エアコン、除雪、マスク、インフルエンザの株
→6,7月には夏用の株は高値をつける

地震、災害→地元の大手ゼネコン株を買う

地価の上昇→不動産業の株価上がる、賃貸いっぱいしている企業（賃貸でオフィス借りてる）の株価下がる

外国人投資家の売買動向は東証のHPで確認できる（投資主体別売買代金差額）

オリンピックで勝った選手のスポンサーや、使用している商品

2014/12/29

わかりやすい。
きまぐれに売買を始めて７年も経つのに未だにピンときてなかった私ですら少しピンときました。

自分なりに情報を調べ、推理し、世の中の動きと投資家のムードを吟味して売買しようと思います。あとはもう勘で。

経済学者ケインズの言葉も忘れずにいようと思います。
「株式投資は美人投票のようなもの」
（多くの投票者が良いと思うものを選ぶ）

2012/07/29

ニュースとか株価の関係がわかりやすく書いてある。
新聞の記事と株価をチェックしてたらそのうち身につく知識だが。
こうやってまとめてあるのは嬉しい。

経済関連のニュースに興味が持てそう。