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ソングライン
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ソングライン

ブルース・チャトウィン(著者), 北田絵里子(訳者), 石川直樹

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 英治出版
発売年月日 2009/02/28
JAN 9784862760487

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商品レビュー

4.4

12件のお客様レビュー

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2025/10/11

アボリジニの先祖へと辿るソングライン この世という過酷で不毛な荒野をさまようさすらい人であり、その本来の姿を再発見するため、人は愛着を捨てて旅立たなくてはならないのだ

Posted by ブクログ

2024/02/21

作者はイギリス人。サラリーマンをしていたものの旅に憧れてパタゴニアに旅出ち、その紀行を書いた「パタゴニア」で著名な作家となる。アボリジニの放浪の旅ウォークアバウトに引かれて、アリス・スプリングスで、オーストラリア国籍を持ちアボリジニの聖地を地図にしているロシア出身のアルカジーとと...

作者はイギリス人。サラリーマンをしていたものの旅に憧れてパタゴニアに旅出ち、その紀行を書いた「パタゴニア」で著名な作家となる。アボリジニの放浪の旅ウォークアバウトに引かれて、アリス・スプリングスで、オーストラリア国籍を持ちアボリジニの聖地を地図にしているロシア出身のアルカジーとともに、旅をする。 オーストラリア全土に迷路のように、ソングラインと呼ばれる目に見えない道筋が伸びる。先祖達は道ででくわしたあらゆるものの名前を歌いながら世界を想像したという。部族の交流の道でもある。 トカゲ族の祖先の物語をジェスチャーで表現するアボリジニ地主のクドゥングル(マネージャー)を見て、思い出したのが、雄のトゲウオが縄張り争いをする様をジェスチャーで見せてくれたコンラート・ローレンツであることに驚いた。 オーストラリア最後の鉄道(というのはThe Ghanだろうか)はアボリジニの土地を横切り、聖地の木々を切って聖地の土や岩を使って建設されている。偶然現場を訪れてしまったアボリジニとチャトランたちの一行は微妙な雰囲気になる。 ヨーロッパやアメリカで公演したこともあるピントゥピ族の演者ジョシュアから、先祖の”夢”の話を聞く。「”大きくて飛ぶもの”の話」もしてくれるという。よくよく聞いてみると”カンタス航空の夢”だった。ロンドンやアムステルダムに行った話もソングラインで説明される。

Posted by ブクログ

2015/06/28

読み始めてしばらくは亡羊としてまさに蜃気楼のようにつかみどころが無かったが、やがてその思想や論理が、あたかも意図的に断片的に現されるストーリーとリンクするかのように確実に輪郭を結び、すさまじい意識変革を促してくる。社会、心理、政治、経済、そして哲学。およそいままで触れてきたすべて...

読み始めてしばらくは亡羊としてまさに蜃気楼のようにつかみどころが無かったが、やがてその思想や論理が、あたかも意図的に断片的に現されるストーリーとリンクするかのように確実に輪郭を結び、すさまじい意識変革を促してくる。社会、心理、政治、経済、そして哲学。およそいままで触れてきたすべての知性によって糊塗された価値観を軽々と持ち上げ裏返されるエネルギーを感じた。  すさまじい書である。

Posted by ブクログ