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ソングライン
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ブルース・チャトウィン(著者), 北田絵里子(訳者), 石川直樹

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 英治出版
発売年月日 2009/02/28
JAN 9784862760487

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商品レビュー

4.2

13件のお客様レビュー

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2026/01/31

 伝説の旅行家の紀行文ということで読んでみた。アボリジニに伝わる「ソングライン」という概念を知るべく、オーストラリアを訪れた著者の覚書というか、妄想である。とりとめのない夢からさめたような読後感だった。幻想的な作風が好きな方にはいいと思うが、恥をしのんで正直にいえば、さっぱり分か...

 伝説の旅行家の紀行文ということで読んでみた。アボリジニに伝わる「ソングライン」という概念を知るべく、オーストラリアを訪れた著者の覚書というか、妄想である。とりとめのない夢からさめたような読後感だった。幻想的な作風が好きな方にはいいと思うが、恥をしのんで正直にいえば、さっぱり分からなかった。  紀行文の途中にチャトウィンが読んだり、聞いたりしたことのメモが入る。生物学や人類学、民族学、文学等に関することのうち、彼にとって印象に残ったことや信じたい解釈の羅列で、素人のメモを見せられている感じ戸惑った。「人はなぜ歩くのか、なぜ放浪するのか」という問いと、著書なりのその答えが本書にあるのだろう。分かるような気もするけど、そのためにこれを一冊書いたのかと思うと、かなり冗長な印象だが、そう思うのは私が意図を読み切れれいないからだと思う。  先祖が歌いながら世界を名付け、創ったというアボリジニの創世神話があることを本書で知った。また、オーストラリアでイギリスが核実験を散々行ったのはなんとなく知っていたが、アボリジニがかなり被害を受けたことは本書を読むまで考えたこともなかった。その2つを学んだことが本書を読んでの主な収穫だった。チャトウィンの紀行文に感動できる感性がほしかった。

Posted by ブクログ

2025/10/11

アボリジニの先祖へと辿るソングライン この世という過酷で不毛な荒野をさまようさすらい人であり、その本来の姿を再発見するため、人は愛着を捨てて旅立たなくてはならないのだ

Posted by ブクログ

2024/02/21

作者はイギリス人。サラリーマンをしていたものの旅に憧れてパタゴニアに旅出ち、その紀行を書いた「パタゴニア」で著名な作家となる。アボリジニの放浪の旅ウォークアバウトに引かれて、アリス・スプリングスで、オーストラリア国籍を持ちアボリジニの聖地を地図にしているロシア出身のアルカジーとと...

作者はイギリス人。サラリーマンをしていたものの旅に憧れてパタゴニアに旅出ち、その紀行を書いた「パタゴニア」で著名な作家となる。アボリジニの放浪の旅ウォークアバウトに引かれて、アリス・スプリングスで、オーストラリア国籍を持ちアボリジニの聖地を地図にしているロシア出身のアルカジーとともに、旅をする。 オーストラリア全土に迷路のように、ソングラインと呼ばれる目に見えない道筋が伸びる。先祖達は道ででくわしたあらゆるものの名前を歌いながら世界を想像したという。部族の交流の道でもある。 トカゲ族の祖先の物語をジェスチャーで表現するアボリジニ地主のクドゥングル(マネージャー)を見て、思い出したのが、雄のトゲウオが縄張り争いをする様をジェスチャーで見せてくれたコンラート・ローレンツであることに驚いた。 オーストラリア最後の鉄道(というのはThe Ghanだろうか)はアボリジニの土地を横切り、聖地の木々を切って聖地の土や岩を使って建設されている。偶然現場を訪れてしまったアボリジニとチャトランたちの一行は微妙な雰囲気になる。 ヨーロッパやアメリカで公演したこともあるピントゥピ族の演者ジョシュアから、先祖の”夢”の話を聞く。「”大きくて飛ぶもの”の話」もしてくれるという。よくよく聞いてみると”カンタス航空の夢”だった。ロンドンやアムステルダムに行った話もソングラインで説明される。

Posted by ブクログ