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墜ちてゆく男
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 新潮社 |
発売年月日 | 2009/02/25 |
JAN | 9784105418052 |
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9.11のニューヨーク。タワーから墜ちてゆく人、事故後それまでの人生がかわっていった人、パフォーマンスとして建築物にぶら下がって墜ちてゆく人を演ずる人…色んな人の物語が細切れに描かれているのは、個々の物語を紡ぐことがこの時のニューヨーク(というかアメリカ)には必要だったのか?解説...
9.11のニューヨーク。タワーから墜ちてゆく人、事故後それまでの人生がかわっていった人、パフォーマンスとして建築物にぶら下がって墜ちてゆく人を演ずる人…色んな人の物語が細切れに描かれているのは、個々の物語を紡ぐことがこの時のニューヨーク(というかアメリカ)には必要だったのか?解説を読まないと自分には難しくてつながらなかったかも…
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訳者あとがきを読むと全体構成がわかるのだが、読書中は睡眠時遊行症に生ったかのような不思議な浮遊感に襲われる。9.11をテーマにした作品という予備知識はあったものの、デリーロ氏は酷く回りくどい抽象的な世界に読者を放り投げる。。しかしそこにあるのは小説世界ではなく現実世界。連関なく断...
訳者あとがきを読むと全体構成がわかるのだが、読書中は睡眠時遊行症に生ったかのような不思議な浮遊感に襲われる。9.11をテーマにした作品という予備知識はあったものの、デリーロ氏は酷く回りくどい抽象的な世界に読者を放り投げる。。しかしそこにあるのは小説世界ではなく現実世界。連関なく断片的に繰り広げられる会話、無意味なまでのディテール描写、それらの積上げがリアリティを生み、小説に同一化する感覚を与えている。 ドン・デリーロ氏は毎年のノーベル賞候補。好みが分かれる小説であるが作家としての凄みが伝わってくる。
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これまで、映像や文字のメディアで、9・11同時多発テロを扱った作品における米国市民の嘆き、悲しみ、怒りに多々触れてきましたが、その度に、その絶望に共感する一方、日本人である自分には彼らにどこか同化しきれない「距離感」を感じるのも正直なところでした。 その「距離感」は、社会の歴史の...
これまで、映像や文字のメディアで、9・11同時多発テロを扱った作品における米国市民の嘆き、悲しみ、怒りに多々触れてきましたが、その度に、その絶望に共感する一方、日本人である自分には彼らにどこか同化しきれない「距離感」を感じるのも正直なところでした。 その「距離感」は、社会の歴史の違いからもたらされるものかもしれないし、宗教観の違いからくるものかもしれないし、単に「他所の国の出来事」であったからなのかもしれません。 あの事件を直に体験し、事件を境に変わっていく一つの家族の物語を描いたこの小説を読んでも、やはりこれまで度々味わってきた「距離感」を覚えずにはいられませんでした。 その一方で、矛盾する話ではありますが、彼ら米国市民が味わった絶望的な悲しみを、この小説を読むことで「擬似体験」できた気もする。 けっして分かりやすい小説とは言えないけど、その分かりにくさの分だけ、そして、一つの家族に焦点が当てられているがゆえ、この「擬似体験」は可能になったように思えるのです。 すぐれた小説であることは間違いないと思います。 一点だけ、途中途中でテロリスト側のイスラム青年を描くパートが挟まれるのは、個人的には余計なもののように感じました。
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