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アメリカン・ゴッズ(上)
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 角川書店/角川グループパブリッシング |
発売年月日 | 2009/03/02 |
JAN | 9784047916081 |
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アメリカン・ゴッズ(上)
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商品レビュー
4
7件のお客様レビュー
以前、グッドオーメンズを読んだことがあり、その時に文章があまり自分に合わなかったから苦手意識があったけど、今回読んでみたら面白くて引き込まれた。 読むのが遅いと自認してるけど、この本は先が気になってあっという間に下巻まで読み進めてしまった。
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なぜか読んでなかった。ドラマは見てたけど、S2が始まるのでじゃあ読んでおこうと。ドラマが結構構成違うんだね~って再確認しながら読んでた。 上巻のうちはまだ、振り回されてるようなシャドウとウェンズデーの謎が積んでく感じ(ドラマS1はハウスオンザロック前まで) 神様たくさん知ってる方...
なぜか読んでなかった。ドラマは見てたけど、S2が始まるのでじゃあ読んでおこうと。ドラマが結構構成違うんだね~って再確認しながら読んでた。 上巻のうちはまだ、振り回されてるようなシャドウとウェンズデーの謎が積んでく感じ(ドラマS1はハウスオンザロック前まで) 神様たくさん知ってる方が楽しいだろうなぁと思いながら読んだ。北欧神話の神様はVikingsで何となく聞いてたけども。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
舞台は現代アメリカ。 かつての移民たちは、故郷の神々をアメリカの地に連れて来た。神々は今、信仰を失いかけた古き神として、人間に紛れ細々と暮らしている。 シャドウの前に現れた男ウェンズデイは、そうした神様の一人として、“新たな神々”に立ち向かおうとしていた。 個人的に、ゲイマン作品は明るいユーモアとブラックユーモアが絶妙に織り交ざっていると言うか、無糖コーヒーで作ったカフェオレを飲むような感じだと思っている。 本作もそんな感じだった。 「聖☆おにいさん」なんかもそうだが、神様が人間社会に溶け込んで生活してる設定が好きだ。 アメリカには人種の数だけ神様が居て、信仰を勝ち取ろうと躍起になっている。神様だって生きるのに必死。 その姿は痛ましくもあり、ユーモラスでもあり、愛おしくも思える。 神話好きな人は思わずニヤリとしてしまう描写ばかり。 平凡な人間のシャドウを取り巻くのは、北欧神話やエジプト神話、ヒンドゥー教の神様、レプラコーンやピクシーといった超自然の存在。 こういうひとたちが普通に暮らしてても不思議じゃないと思わせるあたり、アメリカって面白い国だよなあ。 日本も似たようなものだけど。 うれしいのは、『アナンシの血脈』に出てきたアナンシが、この本にも登場すること。 (日本では出版順が逆だが、本書に登場するミスター・ナンシーをピックアップしたのが『アナンシ~』) アナンシ、あいかわらず陽気なオッサンで素敵だ。
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