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みだら華 継母の匂い・叔母の薫り フランス書院文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | フランス書院 |
発売年月日 | 2009/03/10 |
JAN | 9784829616291 |
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みだら華
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愛欲に溺れる継母とその妹
大学生主人公19歳に継母38歳とその妹(叔母)36歳が溺れる愛欲の姉妹丼物語。全体になかなかいやらしいシーンが多く、シチュエーションも申し分無い。我慢の限界を越えた主人公から迫られ、突然の困惑と背徳の戸惑いに最初は少し抗うのだが、夫と疎遠気味な継母、未亡人な叔母、つまりは男日照り...
大学生主人公19歳に継母38歳とその妹(叔母)36歳が溺れる愛欲の姉妹丼物語。全体になかなかいやらしいシーンが多く、シチュエーションも申し分無い。我慢の限界を越えた主人公から迫られ、突然の困惑と背徳の戸惑いに最初は少し抗うのだが、夫と疎遠気味な継母、未亡人な叔母、つまりは男日照りだった2人の女の部分が刺激されたことで次第に主人公の想いを受け止めようと変わっていく様が耽美に描かれている。最後はタガを外した2人共が主人公への愛情と昂ぶる肉欲を併せた想いをぶつけるようになる。ただ、細かなシチュエーションこそ異なるものの、ヒロインが主人公に溺れるまでの展開が継母と叔母でほとんど同じなのが少し残念だった。継母と結ばれるまでの前半はとても良い流れだったが、叔母との後半でほぼ同じ展開を繰り返されると、たとえそれが華道の先生でもある叔母の乱れる和服姿であっても、もう少し違う道筋を辿ってほしかった。継母と結ばれたことを知らずに童貞クンと思い込んでいる叔母と関係した時に「初めてだよ」と叫ぶ主人公も不可解。逆に継母とのカラミでも継母が主人公を童貞クンと決め付けている箇所が幾つかあり、「主人公は既に誰かと経験済み?」という伏線かと思わせられる。さらには情交時にかかってきた継母からの電話でちょっとした悪戯を叔母が企てるが、それも本来ならその日のうちに主人公が継母から問い詰められてしかるべきかと思うのだがスルーである。ま、どーでもいいと言えばそれまでのことだが、読んでいて気になるところではある。結末の「20歳の誕生日記念」もどことなく曖昧だし……。ヒロインの心情の変化などは以前の作品に比べて随分スマートに洗練されたが全体の構成に少し甘さが残っていると言わねばなるまい。エッチシーンが濃厚で主人公に向ける愛情も心地よく、ストーリーも悪くないだけにもっとしっかりした構成と結末を期待してしまう。
DSK