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古代史から解く伴大納言絵巻の謎
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 勉誠出版 |
発売年月日 | 2009/03/10 |
JAN | 9784585054061 |
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古代史から解く伴大納言絵巻の謎
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伴大納言 苦節ウン十年、法理に強く、右弁中時代に法隆寺事物横領横流し事件(登美氏=檀家代表=久米皇子裔=法隆寺私物感覚)の訴えが、法的事務手続きを遵守してなく、逆に罪になると指摘し、その誤った訴えを受理した上司・同僚が祖昇任と不適切な関係だとして解任させた(自分は出世) 864年...
伴大納言 苦節ウン十年、法理に強く、右弁中時代に法隆寺事物横領横流し事件(登美氏=檀家代表=久米皇子裔=法隆寺私物感覚)の訴えが、法的事務手続きを遵守してなく、逆に罪になると指摘し、その誤った訴えを受理した上司・同僚が祖昇任と不適切な関係だとして解任させた(自分は出世) 864年、成功体験に基づき左大臣を誣告(一応隠れて) 866年、前回失敗したので失火した応天門の犯人が左大臣だとして陰謀を再チャレンジした うん、法隆寺事件を知ると、納得する応天門放火事件
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摂関政治が確立するきっかけになったこともあり、有名な事件である866年の応天門事件の背景を当時の実力者たち藤原良房・太政大臣、源信(嵯峨源氏)・左大臣、藤原良相・右大臣(良房の弟)、伴善男・大納言という4つ巴であった背景から詳しく入ります。古代の名門貴族大伴氏の流れを引く伴善男の特徴を親蘇我氏・親天武・親新羅派という構成の中で7世紀まで遡って説明し、兄良房との権力闘争をしていた良相との共闘による源信追落しへ動いたという説明も非常に説得力があります。真相が明らかになったと言われる子供の喧嘩の場面など、絵巻の中身については黒田日出男氏の本と異なり、少し記述が少ないのはさびしいですが・・・。著者は真相を偶発的な火災であり、誰の放火でもあり得ないとしているから、その点は触れなかったのでしょうか。 最後に、約300年後に絵巻が書かれた背景として、反平家の鹿ケ谷の変へ結びつけ、源信を後白河法皇に、清盛を伴善男に結びつけていることは、面白い推論だと思う一方で、こじつけが強すぎるように思わざるを得ませんでした。
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