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白昼の檻 三人の隣人妻と少年 フランス書院文庫
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白昼の檻 三人の隣人妻と少年 フランス書院文庫

早乙女京一【著】

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白昼の檻 三人の隣人妻と少年 フランス書院文庫

定価 ¥785

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 フランス書院
発売年月日 2009/02/25
JAN 9784829616284

白昼の檻 三人の隣人妻と少年

¥495

商品レビュー

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2009/03/25

何が描きたいのかが判然としない作品

一応、凌辱モノの系統になるとは思う。悪魔少年な主人公がマンションの人妻を次々と姦計にかけていく話なのだが、ここに出てくるヒロイン3人の心と体が別の反応をするところに違和感がある。いわゆる「心で拒否しても反応した体が拒否しない」というものだが、この振り幅がスムーズさに欠けるため、拒...

一応、凌辱モノの系統になるとは思う。悪魔少年な主人公がマンションの人妻を次々と姦計にかけていく話なのだが、ここに出てくるヒロイン3人の心と体が別の反応をするところに違和感がある。いわゆる「心で拒否しても反応した体が拒否しない」というものだが、この振り幅がスムーズさに欠けるため、拒絶のセリフの次には容認……どころか貪欲に求めるセリフに変わってしまう。じわじわ追い込まれながら徐々に堕ちていくのではなく、拒否する心と容認する体がほぼ同時進行なため、何だか多重人格というか、いったい全体どっちなんだよ、という感じなのである。結局は好きなのね、という印象になるのだが、次の場面ではまた拒絶のセリフを叫びながらその後に求める、の繰り返しである。心と体の差異を描こうという意図は汲み取れるのだが、その演出はまだ稚拙と言わざるを得ない。つまり、凌辱モノとしてはヒロインの反応が軽過ぎて中途半端ということである。ストーリー展開にしても、放屁やヘアの無意味な多さといった不要な演出や、場所こそ異なるもののトイレでのシーンが繰り返されたり、いきなりの狙いがお尻だったりする不自然さがある。2人目のヒロインが娘に見られながらお尻を開発されるというなかなか際どいシーンもあって悪くないのにその後の登場が無いのも不可解。結末も絶望的な演出なのだが、ヒロイン達が拒絶しつつも結局は快楽に溺れている印象なので絶望感が希薄である。新人さんのデビュー作と思えばこんなもんかなとも思うし演出の中には光るものもあるが、まだ作中で描きたいものが漠然としたままで掴んでいないようにも感じる。

DSK

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