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黒部の太陽
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商品詳細
内容紹介 | 昭和30年代。電力不足の日本を救うため、人跡未踏の地で、巨大ダム「黒四」の建設が始まった。だが工事はトラブルの連続で、ついに「破砕帯」に遭遇、大出水に襲われる。もしこのまま工事が進まなければ、黒四ダムは完成しない。そのとき男たちは、いかにして困難に立ち向かったのか?徹底取材で描かれたノンフィクション・ノベルの傑作、新装版で登場。フジ系列ドラマ化。 |
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販売会社/発売会社 | 新潮社 |
発売年月日 | 2009/02/20 |
JAN | 9784103324027 |
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黒部の太陽
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商品レビュー
4.2
11件のお客様レビュー
「あの時代にあれだけの規模のダムを建てたのはものすごいこと」と聞いていたので黒部ダムを訪れてみたところ、現地に本書に関するブースがあり歴史に興味を持った。 本書では大手の建設会社が受け持つ各工区に触れながら、関電トンネル貫通までを描いた熱く壮大な物語。登場人物たちの工事にかける...
「あの時代にあれだけの規模のダムを建てたのはものすごいこと」と聞いていたので黒部ダムを訪れてみたところ、現地に本書に関するブースがあり歴史に興味を持った。 本書では大手の建設会社が受け持つ各工区に触れながら、関電トンネル貫通までを描いた熱く壮大な物語。登場人物たちの工事にかける想い・熱量が伝わってきた。また、「なぜ黒部ダムを建設するのか?」を知ることが出来た。 あとがきより、著者が「殉職した171名の紙碑を立てたい」との思いで描かれている様です。 今の時代からすれば技術的、労働法規、コンプライアンス上、まかり通らない部分があるかと思いますが、この工事に賭ける先人の方たちがいたからこそ、今の日本が発展し、自分達が便利さを享受出来ているのだと感じました!
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石原裕次郎の映画で有名なタイトルだが、これまで映画を観たことも、本を読んだこともなかった。が、今度黒部ダムに行くことになったので、その前に読んでみた。 黒部ダム建設時の話かと思っていたら、ダム建設のための道路(関電トンネル)を通す工事の話だった。昭和30年代の山奥の過酷な作業現...
石原裕次郎の映画で有名なタイトルだが、これまで映画を観たことも、本を読んだこともなかった。が、今度黒部ダムに行くことになったので、その前に読んでみた。 黒部ダム建設時の話かと思っていたら、ダム建設のための道路(関電トンネル)を通す工事の話だった。昭和30年代の山奥の過酷な作業現場の様子が書かれている。 高度経済成長期、電気が不足していて停電もしょっちゅうで、電力確保の水力発電のためにダムは必須というもとに進められた大事業。 関電社長の、一企業の仕事ではない国家事業だという強い気持ちのもと、目標に向かって関係者が一丸となって突き進むという仕事は羨ましくもあった。 60年近くたった今でも黒部ダムは多くの発電をしているし、唯一無二の存在として、富山の山奥にもかかわらず、多くの観光客をひきつける経済効果としても重要な役割を果たしている。多くの犠牲を出した大変な工事で、決してきれいごとでは語れないけど、こんなやりがいのある仕事はなかなかないと思う。 電気が安定して当たり前に使えることのありがたさもつくづく実感した。今は家電の種類や個人の持つデバイスが増えて、電気を使う機会は増えていると思うが、節電機器が当たり前になっているので、何とかなっているというところなのだろうか。
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ブラックとかなんとかって以前に仕事っていうのは、きっとこうだったんだろうな。読み応えがありました。挑戦したくなる。言葉遣いが、今じゃ使えないのがたくさんあるけど…そんなことまで気にしなくてはイかん現代というのは、どうかと思う。
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