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新版 世界のペイメントカード
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | シーメディア |
発売年月日 | 2009/02/10 |
JAN | 9784916131126 |
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新版 世界のペイメントカード
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世界主要国のペイメントカード、つまりクレジットカードとデビッドカードの歴史と現状を概観した本。各国のサーベイは政府系や中銀系のものに準拠していることが多いようで、特定のブランドや発行体に偏ることなく、中立的に見ることができてるようだ。これだけ幅広くかつ客観的にサーベイした本は珍し...
世界主要国のペイメントカード、つまりクレジットカードとデビッドカードの歴史と現状を概観した本。各国のサーベイは政府系や中銀系のものに準拠していることが多いようで、特定のブランドや発行体に偏ることなく、中立的に見ることができてるようだ。これだけ幅広くかつ客観的にサーベイした本は珍しく、労作に感謝したい。 世界的に見て、ペイメントカードを使った消費者決済の合理化はそれぞれに進んでいる。現金や小切手に取って代わる主役がクレジットカードなのかデビッドカードか、という事情は国により異なる。日本では銀行カードとクレジットカードがそれぞれの環境で進化を遂げたが、世界的にはむしろ、ATMカードとデビッドカードが一体的な進化を遂たり、PLUSやCIRRUSなどの国際ATMネットワークが活用されたりと、クレジットカードの国際ブランドが日本以上の存在感を発揮しているケースも多い。 本書ではペイメントカードビジネスの採算性については触れられていない。薄利多売であることは否定できないと見えて、現金デリバリーチャネルや小切手決済などのコストの代替手段として発達したことから、銀行の一部門にとどまり、独立採算を問われている国は実は少ないのかもしれない。日本のように銀行本体発行の歴史が短く、カード会社が独立採算を問われる場合は、商業者のマーケティングツール化することで生き残りを図っているようにも見える。とまれ、採算性を問わないと、ビジネスの真のモチベーションは見えてこないと思う。その点が残念。
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