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逃げ出した死体 伊集院大介と少年探偵 講談社文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 2009/02/12 |
JAN | 9784062762748 |
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逃げ出した死体 伊集院大介と少年探偵
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商品レビュー
3.4
5件のお客様レビュー
じりじりする(笑) 伊集院シリーズなんだけど、伊集院はほとんど出てこない。 文庫版のあとがきに、栗本薫の闘病生活が少しかいてあって、ああ死んじゃったんだよな…とちょっと切なくなった。
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絃の聖域を読んだ直後に今作を手に取るなんて、可哀想な私…。だって、書店にはなかなかシリーズそろってないんだもの…( ; ; ) 恐らくシリーズ物の中でも異色作だと思われる、「探偵不在もの」です。最後の最後で名探偵が図ったようなタイミングで現れて、「さて」と来ます。 今作はそ...
絃の聖域を読んだ直後に今作を手に取るなんて、可哀想な私…。だって、書店にはなかなかシリーズそろってないんだもの…( ; ; ) 恐らくシリーズ物の中でも異色作だと思われる、「探偵不在もの」です。最後の最後で名探偵が図ったようなタイミングで現れて、「さて」と来ます。 今作はそんな探偵の大ファンである少年の視点でストーリーは展開していくんですが、どうもこの子、モノローグで同じような内容を繰り返す箇所が多いんですね。本人にとっては大変な問題に直面しているのは分かるんですが、非情な読者は「心理描写長ったらしいなあ」と少々辟易させられました(酷)。この部分をスマートにしただけでページ数一割は減るんじゃなかろうか。 中2って嘘だろ⁈という機転と行動力を見せてくれますが、殺人事件の捜査をしているのに、少年の一日の冒険譚を読んでいるようなジュブナイルノベルの雰囲気もあります。が、実の母親を殺人犯と疑うところなんかは教育上宜しくないですかね。 はい、頑張ったね、少年。と締めに入ろうとする読者を置いて、なかなか豪胆なトリックもしっかり解説する名探偵に、脱帽。 名探偵・伊集院大介に憧れる少年がいつものように学校から家に帰ってきた時、玄関には死体が転がっていた。ところが5分後、警察と共に戻ると死体は消えていた。母親も帰ってこず、その上帰りを持っていた少年も何者かに襲われて、命辛々脱出する。 僕を殺そうとしたのはーーお母さん? 少年の危機に、対に伊集院大介が立ち上がる!
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
伊集院大介の助手の通称アトムくんこと、滝田稔が前半に現れる。 主人公は伊集院大介を尊敬する14歳の少年。 どの3人も、栗本薫のあこがれ、または栗本薫そのものだろうと思われる。内省的で、自分が考えることを記録できる人。 三重構造とは別に、事件は展開する。 最期は幸せ終わり。
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