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椿と花水木(下) 万次郎の生涯 幻冬舎文庫
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椿と花水木(下) 万次郎の生涯 幻冬舎文庫

津本陽(著者)

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椿と花水木(下) 万次郎の生涯 幻冬舎文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 幻冬舎
発売年月日 2009/02/10
JAN 9784344412590

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商品レビュー

3.8

10件のお客様レビュー

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2025/05/18
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※このレビューにはネタバレを含みます

 『潮音』(宮本輝著)の中にも登場していたジョン・万次郎。知人の愛読書でもあると聞いたので、図書館で借り出し読んでみた。  当時(1990年代)は、まだ歴史小説は量で勝負というところがあったのだろう。稀有な人生であったことは確かだが、幼少期から亡くなるまでを上下巻、各400ページもの文量で描いている。  出版不況の現代なら、どこか印象的な時代を選んぶか、もっと簡潔に記しただろう。  やはり上巻の、遭難からアメリカ大陸に渡ってからの立身出世の青春譚が面白い。  娶ったキャサリンを亡くし(これはどうやら創作部分のようだ)、ゴールドラッシュに沸くカリフォルニアに渡り、帰国を果たしてからの後半生の下巻は、なんとも彼自身の主体性のない人生で、躍動感にも欠ける。  それが、当時の、自由の国アメリカと、因習に縛られた幕藩体制の日本での違いでもあったろう。  著者作品は『下天は夢か』が話題になったときに読んだ記憶はあるが、あまりよく覚えていない。というか、面白味をあまり感じなかったのだろう。  本作も、万次郎のひととなり、類まれなる機智と、ひたむきで努力の人だった人物像には大いに興味を惹かれたが、それを時系列でただ追っているだけの筆致は、やや退屈でもある。  ときおり挟まれる、資料からの引用で、ふと時代を戻されるというか、作者が顔を出すように感じるところも、いかがなものか。  まぁ、思えば、司馬遼太郎も、ときおりそうやって顔を出していたかな?  しかし、最後の一文はいただけない。 「私たちはいまこそ万次郎とホイットニフィールド船長の足跡をたしかめ、太平洋を隔てたアメリカとよき隣人としての縁をふかめてゆかねばならないのではなかろうか。」  このことを言うために、多くの紙面を割いて、ジョン万次郎というモチーフを用いて物語を紡いでいたのだろうに。  「私たちは」と、もろに作者が顔をだして、言いたいことで〆たのでは、読んでる側のカタルシスがなくなってしまうではないか。  ただ、この主張は、本書が上梓された1990年代よりも、分断の時代である今でこそ噛み締めなければならないメッセージだ。

Posted by ブクログ

2022/12/12

万次郎が江戸に入って封建的な匂いがしてから急に話がつまらなくなったのもまた当時の日米の違いを表しているのかも。 しかし万次郎の通訳を拒否して不平等条約を結んだ江戸幕府には辟易とするし、もしそうでなかったら確実に歴史は変わっていたのだと思う。

Posted by ブクログ

2021/08/15

ジョン万次郎の生涯の後編。捕鯨から帰ると妻のキャサリンが亡くなっている。後編は読後感は少し重い。失意に沈む万次郎は帰国を決意し、カリフォルニアで金の採掘をしてからハワイに寄り、仲間とともに帰国する。琉球に降り立つ作戦が奏功する。琉球は島津氏の傘下で、かつその時の殿様は斉彬。こうい...

ジョン万次郎の生涯の後編。捕鯨から帰ると妻のキャサリンが亡くなっている。後編は読後感は少し重い。失意に沈む万次郎は帰国を決意し、カリフォルニアで金の採掘をしてからハワイに寄り、仲間とともに帰国する。琉球に降り立つ作戦が奏功する。琉球は島津氏の傘下で、かつその時の殿様は斉彬。こういう所もついている。そういう運命だったのだなと思わずにはいられない。しかし覚悟して帰ってきたもののやはり日本は重苦しい。死罪にならなくて時代が彼を必要としてくれたにも関わらず、やはり重い。見えない天井がそこにある。それでも天寿を真っ当できて、船長ともアメリカで再開できて良い人生だったのだろう。足るを知っていたというのだろうか、実利的な人だったのだろう。とても魅力的で多くの人に知ってもらいたい生涯だった。読んで良かった。しかしこの本に書かれる水戸の斉昭と勝海舟は本当に嫌なやつだ。もちろんいい所もあるんだろうけど、斉昭なんて最悪だな。勝もちょっと見方が変わった。

Posted by ブクログ