
- 中古
- 店舗受取可
- 書籍
- 文庫
- 1224-35-03
クラシックを聴け!完全版 ポプラ文庫

定価 ¥660
220円 定価より440円(66%)おトク
獲得ポイント2P
在庫あり
発送時期 1~5日以内に発送

店舗受取サービス対応商品
店舗受取なら1点でも送料無料!
店舗到着予定
3/2(日)~3/7(金)

商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | ポプラ社 |
発売年月日 | 2009/02/05 |
JAN | 9784591108390 |
- 書籍
- 文庫
クラシックを聴け!完全版
商品が入荷した店舗:0店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
オンラインストア上の価格と店頭価格は異なります
お電話やお問い合わせフォームでの在庫確認、お客様宅への発送やお取り置き・お取り寄せは行っておりません
クラシックを聴け!完全版
¥220
在庫あり
商品レビュー
3.5
7件のお客様レビュー
著者自身が書いている通り、忖度なしの自身の意見なので、好みは分かれるのはやむを得ないが、良くも悪くもざっくばらんに分かりやすく解説してくれているが、結構芯を食った内容になっている。
Posted by
この本はクラシック音楽の入門書の様な体裁をしているが、実は中級者以上向けだ。 文章が読みやすいので、入門者にも優しく、さらさらと読めるが、これからクラシック音楽を聴いてみようと考えている方や、ビギナーの方が読むには適さない内容である。 いや、入門者に適さない内容どころか、最初...
この本はクラシック音楽の入門書の様な体裁をしているが、実は中級者以上向けだ。 文章が読みやすいので、入門者にも優しく、さらさらと読めるが、これからクラシック音楽を聴いてみようと考えている方や、ビギナーの方が読むには適さない内容である。 いや、入門者に適さない内容どころか、最初の数冊としては読まない方が良い本であるとも思える。 たしかに、ソナタ形式は提示部があって、ここからが展開部で〜みたいな説明があるので、それは入門者に有用な情報だと言える。しかし、取り上げている曲がたったの3曲だけなので(あとの2曲は流しすぎ)、取り上げられた曲に対してだけは、ある程度理解した気になれるといった程度の内容でしかない。 当然これだけで、クラシック音楽が理解できるわけがない。もっとこの路線で何曲も紹介していれば、入門者向けの良いガイド本になったことだろう。 私が入門書として適さないと思ったのは、許氏は裏の裏までに知っている真の理解者で、著者以外は誰も書かない真実を教えようという立ち位置で書いていることだ。 だから、ある程度クラシック音楽に通じていないと、読者は、許氏だけが真実を知っているすごい人で、この人の言っていることこそが真実なのだと信じてしまい、誤った先入観を抱いてしまう可能性が高い。 他の人が書いた入門書も読んでみようと思う人なら良いが、この一冊だけを入門ガイドとするのは危ない。 一例を挙げれば、「チェリビダッケは最高だ」と、たびたび書いてあるので、ビギナーがこの本を読んだら、そうか、チェリビダッケが「正しい」演奏をする最高の指揮者なのか!と思ってしまう可能性は高い。そして、まず、チェリビダッケの演奏から聴いていったとすれば、どうなるだろうか。「これが、最高のクラシック音楽なのか。うーん、やっぱりクラシック音楽は私には合わないな」と思ってしまう可能性が高いのではないだろうか。 せっかくクラシック音楽に興味を持ったのに、色々な演奏家を聴いて行こう、先に進もうとは思わなくなる危険性がある。 私はクラシック音楽のアルバムを何千枚も持っているので、チェリビダッケも何枚も持っているが、やはりチェリビダッケは異端であり、玄人好みの指揮者であると思う。 チェリビダッケは、一つの曲を様々な指揮者で聴いて、ある程度曲のイメージを持った上で聴かなければ理解できないような指揮者であり、どの演奏をとってみてもビギナー向けのファーストチョイスにはなり得ない。 これは私だけの意見ではなく、世間的な評価から見ても、そう言えるだろう。 一例だけを挙げて、この本は入門者向けではないということを書いてきたが、中級者以上なら、笑い飛ばせるところや、うなずくところもあり、面白く読めるだろう。本書の3分の1以上を占める第4章の「コレッキリ!実用情報」は特にそうだ。 この本は全体として見れば、許氏が書いた本の中では、頑張って書いた本で、力作という感じは伝わってくる。決して悪い本ではない。クラシック音楽愛好家なら、読んで損はない。入門者には向いていないだけだ。
Posted by
好き嫌いは分かれるが、自分は好きである。 音楽の好みも、8割方一致している。 「クラシック音楽はこういうものですよ」 と、わかりやすい比喩で書かれているのが、とてもおもしろい。 今となっては、おすすめの演奏家リストが古くなっているのが、気になると言ったら気になるのだが。
Posted by