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移動祝祭日 新潮文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 新潮社 |
| 発売年月日 | 2009/02/01 |
| JAN | 9784102100158 |
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商品レビュー
4
66件のお客様レビュー
ヘミングウェイがパリで当時の妻と貧しいながらも執筆に励んでいたときのお話。一冊を通して、ヘミングウェイのパリでの生活が描かれていたものの、編ごとに独立したような構成になっていたので、入り込む難しさがあった。(あと登場人物多かった…)フィッツジェラルドが少し滑稽に描かれていたのは、...
ヘミングウェイがパリで当時の妻と貧しいながらも執筆に励んでいたときのお話。一冊を通して、ヘミングウェイのパリでの生活が描かれていたものの、編ごとに独立したような構成になっていたので、入り込む難しさがあった。(あと登場人物多かった…)フィッツジェラルドが少し滑稽に描かれていたのは、やっぱりライバル心からだったのかな…こんなに関係が深かったとは知らなかったので面白かった。あとがきを読んで、亡くなる3ヶ月前に当時の妻にこの本を書き上げるために助けを求めていたと知り、最期に人生全体の自伝を書くのではなく、駆け出しの時代に思いを馳せていたことに、言いようのない切なさを感じた。
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作家ヘミングウェイが若き頃、1920年代に過ごしたパリの様子を後年書き記したもの。 戦間期の当時のパリでは多方面の才能が集い、『ユリシーズ』のジョイスやピカソとも交流があったとか。 この本のストーリーはそれほど強い印象を受けず、 フィッツジェラルドとの旅の様子などは心地良く読ん...
作家ヘミングウェイが若き頃、1920年代に過ごしたパリの様子を後年書き記したもの。 戦間期の当時のパリでは多方面の才能が集い、『ユリシーズ』のジョイスやピカソとも交流があったとか。 この本のストーリーはそれほど強い印象を受けず、 フィッツジェラルドとの旅の様子などは心地良く読んだが、 色々と思うところが生じたのは、読後にヘミングウェイの生涯について知ったことだった。 (以下、本著とは直接関係ない内容) ヘミングウェイはパリ生活中から評価を受け、後年ノーベル平和賞を得た、名実ともなう大作家だ。 しかしながら、その生涯は猟銃自殺という非業の形で終えられている。 ネットで簡単に検索した限りの情報ではあるが、そこには同様に拳銃自殺した父親、さらにはその背後にある当時のアメリカ社会の変化が影響しているようだ。 20世紀前半のアメリカは、宗教や伝統に根ざしたコミュニティ的な価値観から、大規模な商業と工業の国へと変化を遂げていった。 近代化への違和感、と言うのは作家や思想家が常に当たるテーマだが、ヘミングウェイ親子もその変化の只中に生きていた。 そういえば、フィッツジェラルドの『グレート・ギャツビー』も、無垢な若者のギャッツビーが都市の闇へ巻き込まれる話だ。 本著によると、フィッツジェラルドの方が年長のようだが、気が合うところがあったのだろう。 また少し毛色は違うが、デトロイトの労働者の窮状を目の当たりにし、社会の不正義を議論した神学者のラインホールド・ニーバーも、同時代のアメリカの空気を捉えていたように思う。 アメリカと言うと、今も昔もつい両海岸の都市部の議論を思い浮かべてしまい、楽観的で、近代化に苦しむイメージはなかった。 しかし本著からヘミングウェイの生涯を覗き見る機会を得たところからふと、 アメリカも他国に漏れず、どの国とも互いに似た、それでいて固有の近代の葛藤を経て今にたどり着いているのではないか、と言うことが思われた。 ヘミングウェイは、晩年まで自然を愛し、釣りなどを楽しんだと言う。 今のアメリカの、大都市ではない地方の市民生活がどのようなものか、知ってみたいと興味が湧いた。
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文豪と言われるような人の自伝みたいなのを読むと、まぁ自由よなぁと感じたりもする。もちろんどこまで本音かとか事実を述べているかは本人しか分からんけど。 例えば子育てなんか、放置して毎日スキーしてみたり、猫が見てくれてるから大丈夫と言ってみたり。いや昔はそんなもんだなのか、奥さんから...
文豪と言われるような人の自伝みたいなのを読むと、まぁ自由よなぁと感じたりもする。もちろんどこまで本音かとか事実を述べているかは本人しか分からんけど。 例えば子育てなんか、放置して毎日スキーしてみたり、猫が見てくれてるから大丈夫と言ってみたり。いや昔はそんなもんだなのか、奥さんからは苦情が来るのか。やっぱ後者かな。。 とりあえずヘミングウェイに個人的な思い入れがなくても往時のパリの雰囲気がわかって面白い。概ね飲んでるわけね。 そしていつも思うに、西洋人は便所の扱いが適度よな。。
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