![昭和史を動かしたアメリカ情報機関 平凡社新書](https://content.bookoff.co.jp/goodsimages/LL/001610/0016107687LL.jpg)
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昭和史を動かしたアメリカ情報機関 平凡社新書
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 平凡社 |
発売年月日 | 2009/01/15 |
JAN | 9784582854480 |
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昭和史を動かしたアメリカ情報機関
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商品レビュー
3.3
6件のお客様レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
2009年刊。著者は早稲田大学社会科学部・大学院社会科学研究科教授。 米国の新規公開史料を基に、戦後日本に対する米国(特にCIA)の影響を論じてきた著者。本書は従前の論考を纏めたものと言えそう。 叙述内容は、①CIAの経緯、②太平洋戦争ハワイ奇襲に関するルーズベルト謀略の如何。著者は否定的(日本軍の攻撃可能性の高さは把握していたが攻撃地まで特定できず)。③終戦におけるダレス工作の内幕。④日本における戦後直後の労働運動を破壊し、共産主義との対決姿勢を顕わにした水面下の事情。⑤これらに関係する正力松太郎。彼とCIAとの関係など。
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昭和史、といっても戦争前後と1950年代くらいまで、アメリカの公文書の公開をまって、ある程度裏づけのある「事実」として、対日情報活動を検証している。なので、「見てきたような話」的な面白エピソードはでてこないし、淡々とした記述となっている。それだけに、クールな歴史的叙述としてアメリ...
昭和史、といっても戦争前後と1950年代くらいまで、アメリカの公文書の公開をまって、ある程度裏づけのある「事実」として、対日情報活動を検証している。なので、「見てきたような話」的な面白エピソードはでてこないし、淡々とした記述となっている。それだけに、クールな歴史的叙述としてアメリカによる組織的な日本の操縦ぶりが浮かび上がる。
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通常は失敗したとされている日本の終戦工作は、アメリカ側から見れば、必ずしも失敗だった訳では無く、アメリカ情報機関の対日終戦工作から見れば大成功とは言えないが、それなりに意義のあるものだったという話。今までの認識ではアメリカの情報機関が積極的に日本の終戦工作を行なっていたとは認識...
通常は失敗したとされている日本の終戦工作は、アメリカ側から見れば、必ずしも失敗だった訳では無く、アメリカ情報機関の対日終戦工作から見れば大成功とは言えないが、それなりに意義のあるものだったという話。今までの認識ではアメリカの情報機関が積極的に日本の終戦工作を行なっていたとは認識がなかったので、 物は見ようと
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