ダイヤモンドブラザーズ(ケース2) 裏切りのクジャク

アンソニーホロヴィッツ【作】, 金原瑞人【訳】, 藤倉麻子【絵】

• 販売会社／発売会社: 文溪堂
• 発売年月日: 2009/01/20
• JAN: 9784894236059

商品レビュー

2015/02/06

感想はブログにて。
http://croco.blog14.fc2.com/blog-entry-113.html

2012/10/31

ニックのもとへ、ロンドン警視庁のスネープ警部とその部下ボイルがやってきた。刑務所に潜入して、１５歳の犯罪者パワーズと仲良くなって取引相手の「フェンス」と呼ばれる男の名前を聞き出せと。いっぽう、探偵の兄のハーバートは明の時代の壺「紫のクジャク」を探してほしいと依頼が入ったので手付金が入ってご機嫌。　そのお金のおかげで学校の遠足に参加できることになったニック。しかしその遠足先で宝石泥棒の極悪人にしたてあげられ、刑務所にいれられることに。パワーズと同室。とてつもなく危険で狂暴なパワーズ、命がけで親しくなったが・・・・・
かなりボケている兄も巻き込んで、川に飛び込んだり、爆破されそうになったり、銃で撃たれたり・・・

１巻は、敵役の登場人物たちが面白い設定でしたが、今回は本人が断ったのに強引に潜入させるなんて、警部の性格がよく表れている。短いし、物語のテンポが速いので、すいすい読めます。兄のボケぶりがいいアクセントになっている。　最初は全然かんけいないけれど、この壺のからみかたも面白い。