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オトコの仮面消費 McCANN ERICKSON INSIGHT SERIES
定価 ¥1,650
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 翔泳社 |
発売年月日 | 2009/01/13 |
JAN | 9784798118550 |
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オトコの仮面消費
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商品レビュー
3.4
5件のお客様レビュー
男性の消費動向について、述べたもの。女性との比較もあるが、文を読んでいて納得してしまうことが多い。情報社会は、知識が意味をなし、商品につく蘊蓄に価値が出てくると言われているが、もしかすると、こうした価値観は男性のものなのかもしれない。男性は、蘊蓄や雑賀が好きで、熱中する傾向がある...
男性の消費動向について、述べたもの。女性との比較もあるが、文を読んでいて納得してしまうことが多い。情報社会は、知識が意味をなし、商品につく蘊蓄に価値が出てくると言われているが、もしかすると、こうした価値観は男性のものなのかもしれない。男性は、蘊蓄や雑賀が好きで、熱中する傾向があるそうだ。 すぐに読める本で、ふ〜〜ん!という内容は色々ある。
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①ビジネス仮面~なんだかんだ言ってもオトコは仕事が大事 ②恋愛仮面~悲しいかな。オトコはいつだってモテたい ③父親仮面~パパだってオトコでいたい ④仲間仮面~オトコだって仲間と群れたい ⑤自分仮面~オトコだって自分に惚れたい ⑥素顔のオトコ~妄想とはオトコに必要な癒しである
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消費に関する本といえば、普通は女性が主役である。 スーパーで買い物するのは女性が多いだろうし、 美容やファッションなど買い物が好きな人は女性のほうが多い。 でも、男性だって、買い物しているのだ!! ということで、男性に注目したのがこの本。 以下、キーワードを挙げながら整理して...
消費に関する本といえば、普通は女性が主役である。 スーパーで買い物するのは女性が多いだろうし、 美容やファッションなど買い物が好きな人は女性のほうが多い。 でも、男性だって、買い物しているのだ!! ということで、男性に注目したのがこの本。 以下、キーワードを挙げながら整理してみる。 「女性化」 美白化粧品などのファッション・美容関連の市場に男性が入ってきた。 実感としてはそんなに拡大している感じはしないけれど…。 伊勢丹メンズ館に行く人くらいの話で、 それはそんなにボリュームがあるとも思えないし。 まあしかし、ジワジワと拡大しているということだろうか。 「隙間」 男性が財布のひもを解く瞬間はとても地味で、 駅ナカやコンビニで雑誌を買ったり、タバコを買ったり。 喫茶店の利用率なども男性のほうが高いらしい。 また、男の3rdプレイスとして「通勤時間」、 つまり電車の中が挙げられている。 電車の中は唯一ひとりの時間を楽しめる、ということで、 雑誌を読んだり、iPodで音楽を聴いたり…。 それと最近流行りなのは「朝時間」だろうか。 朝活と称されて、読書会なども開かれているようだし。 朝専用コーヒーとしての「ワンダ」のマーケティングは上手かった。 「デキるオトコ」 いつの時代もできる男にあこがれているということ。 仕事にスマートに向き合う男性像が調査から明らかになったようだ。 そして、頭がよい、仕事ができるだけではなく、 体型や身だしなみにも気を配る「トータルな自己管理」ができているかが大事。 そして上下左右にコミュニケーションに気を配る。 なんかデキるオトコって疲れそうだな…。 「つながる」 仲間とつながれるのは「共通目的」をもっているからで、 仲間と協力して何かを達成することに喜びを得る。 たとえばフットサル人口の伸びが挙げられている。 また、アメトークを引き合いに、「ネタ」を通してのつながりも。 当事者だけにしかわからない話題でつながりたがるというもの。 と、一見楽しそうでいて、そこには「競争心」が存在する、とも。 「あいつよりは上でいたい」、うん、確かにそう思うことはある…。 たぶんそれは男の本音なのだろう。 「こだわり」 男のこだわりは、たとえば「オレの方が知っている」など、 自分の優れている点のアピール。 女性はいいお店などをシェアしたがるが、 男性は自分だけのとっておきとして囲い込む。 行きつけのお店を作りたがるというところもあるのでは? 「同じ買うなら、いいものを買いたい」として、とにかく情報収集する。 これは自分の得意領域でいいモノを所有してこそ、 自分らしさを投影できると考えるかららしい。 ウンチクを語りたがったり、 それを集めてどうする?と思うようなものをコレクションしていたり。 こういうのはオトコ特有のこだわりだろう。 さらには、「本格派」や「プロ志向」という言葉にも弱いようだ。 料理などにこだわれば、調理器具などにもとことんこだわる、みたいな。 そば打ちなんかもそういうこだわりの一種だろうか。 男性はいつもワンランク上の生活を夢見ながらこだわり続けているとしている。 ワンランク上のもの=自分の成長の自覚 女性のご褒美消費が気持ちのリフレッシュ等であるのに対し、 オトコのご褒美には「成功の実感」を求めている、というのは興味深い。 ワンランク上の生活でオトナになった実感をする、それがオトコなのだそうだ。 「ヒーロー」 オトコはヒーローものが好きだが、 オトコは自分がヒーローであると信じ込んで、 自分より劣っている人を探すものらしい。 確かにそういう面は自分にもある…。 とまあ、僕なりにこの本を整理して、 面白いなと思った部分を書きぬきつつコメントしたりしてみた。 オトコの消費っていうのも、それなりに奥深いもので、 男性市場だってもっと注目されてもいいのになあ、と思った。
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