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星の塔 ランダムハウス講談社文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | ランダムハウス講談社 |
発売年月日 | 2009/01/10 |
JAN | 9784270102664 |
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星の塔
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星の塔
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商品レビュー
2.7
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佐々木喜善氏から聞いた民話などを柳田國男氏が編纂した 『遠野物語』を絡めて、東北地方に伝わる伝奇・民話を題材に 男女間の機微を軸にした短編集。エイリアン紛いの話もあれば、 SF風に味付けしたものや何世代にも渡る怨霊ものなど多彩なラインナップ。 諸星大二郎氏の稗田教授や星野之宣氏の...
佐々木喜善氏から聞いた民話などを柳田國男氏が編纂した 『遠野物語』を絡めて、東北地方に伝わる伝奇・民話を題材に 男女間の機微を軸にした短編集。エイリアン紛いの話もあれば、 SF風に味付けしたものや何世代にも渡る怨霊ものなど多彩なラインナップ。 諸星大二郎氏の稗田教授や星野之宣氏の宗像教授が登場するようなお話で 禍々しさが漂う。ホラーというカテゴリーだけど全く怖くなく、 民間伝承などに興味がある人にはぴったり。 『遠野物語』を再読してみたくなる。
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東北地方の民話をベースにした7編の短編集。 まるで八つ墓村のような除け地の村、遠野、狐憑き、鬼伝説、箱神等古い怪談民話好きには心踊る(と言ったら悪趣味に思われるかもしれませんが)キーワードが散りばめられています。 作中で実際の文献からの引用を用いながら語られていく物語は、過疎地の...
東北地方の民話をベースにした7編の短編集。 まるで八つ墓村のような除け地の村、遠野、狐憑き、鬼伝説、箱神等古い怪談民話好きには心踊る(と言ったら悪趣味に思われるかもしれませんが)キーワードが散りばめられています。 作中で実際の文献からの引用を用いながら語られていく物語は、過疎地の陰鬱でしっとりとした闇が物語のそこここに感じられ、時代設定が昭和な事もあり独特の雰囲気がありました。 『寝るなの座敷』『子をとろ子とろ』が特に好みでした。 ある1編に会津若松のさざえ堂が出てきたのは嬉しい驚きでした。 余談ですが、さざえ堂は篠田真由美さんの『桜闇』収録の1編にも出てくるのですが、その妖しさに惹かれてはるばる会津までさざえ堂を見に行った程です(笑) あの二重螺旋構造は一見の価値ありだと思います。
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この人らしいお話ばかり。昔はもっとおもしろく読めたんだけど、さすがに似たような設定と似たような展開が少し鼻につくかなあ。
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