アイドロン(3) 復活の光

ジェーンジョンソン【作】, 神戸万知【訳】, 佐野月美【絵】

• 販売会社／発売会社: フレーベル館
• 発売年月日: 2008/12/27
• JAN: 9784577034798

商品レビュー

2021/11/04

戦争の悲惨さが伝わるのはいいなと思った。
アリスの万能感、全て解決するストーリーはひねりがなくてちょっと残念だった。
ベンとイギーのユーモアは好き。イギーのような友達がいたら楽しいだろうなぁ。

2012/10/31

魔法の秘密の国アイドロンから戻ったベンたち。エルフの女王である母イザベラだけがアイドロンに残っていた。いつのまにか隣りにすんでいたのは老夫婦ではなく、ミセス・バグシャットと名乗る痩せた骨ぎす女と息子のボブだった。何故か父親はその女のいいなりになっている。ある日、隠されていた新聞の記事で恐怖のアレイスターおじさんが脱獄したことを知る。母にそのことを知らせるために、ペンは猫のイギーとともにアイドロンへとむかう。
そして、アイドロンでは、イヌの頭をもつ男ドットマンが、アイドロンを支配しようと、「名付けの書」をつかって、恐竜たちをよびだしていた。戦いによって、ケンタウロスやドラゴンが死んでいく。最後の戦い、多くの犠牲が。

シリーズ最終巻です。戦いの場面が多いです。ドットマンの謎も明かされます。異世界と絡む物語って、終わると二度と行けなくなったりとかするんですが、このアイドロンはそうでもなさそう。ちょっと強引なハッピーエンドな感じもしますが、イギーはそのまんまベンと一緒にいるのは、良いね。