- 中古
- 書籍
- 文庫
- 1224-30-01
死なないでいる理由 角川文庫
定価 ¥792
330円 定価より462円(58%)おトク
獲得ポイント3P
在庫なし
発送時期 1~5日以内に発送
商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 角川学芸出版/角川グループパブリッシング |
| 発売年月日 | 2008/12/24 |
| JAN | 9784044075026 |
- 書籍
- 文庫
死なないでいる理由
商品が入荷した店舗:0店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
オンラインストア上の価格と店頭価格は異なります
お電話やお問い合わせフォームでの在庫確認、お客様宅への発送やお取り置き・お取り寄せは行っておりません
死なないでいる理由
¥330
在庫なし
商品レビュー
3.9
25件のお客様レビュー
個人の独立と依存、どちらを欠いてもわたしたちは生きてゆけない。 依存感情は異常だ、誰にも抱きたくないと思っていると同時に、誰かに依存することで楽になりたいと思う私にとって、どこか安心する言葉だなと、 私のプライドなんて取るに足りず、ないほうがいいと思っていたんだけど、本文の最後...
個人の独立と依存、どちらを欠いてもわたしたちは生きてゆけない。 依存感情は異常だ、誰にも抱きたくないと思っていると同時に、誰かに依存することで楽になりたいと思う私にとって、どこか安心する言葉だなと、 私のプライドなんて取るに足りず、ないほうがいいと思っていたんだけど、本文の最後で「プライドというのは、〜他者から贈られるものだと、わたしはおもう」と描かれていて驚いた、過去に他者から大切にされた経験をもって、粗末にしてはいけないという感情を抱くことになるそうだ、わたしが必死に排除しようとしていたものは何だったんだろうね、自身に価値を見出すことなんて無価値で、自身のことを何もないと思っていたほうが楽だからとこの思想に行き着いたと理解しているけど、他者からの愛情を必死に排除しようとしていたのであればとても悲しいことだな、と、
Posted by 
[「生まれる」ということ] 自画像はなんでだいたい真顔なんだろうと薄っすら疑問に思っていたけど“わたしの表情は他者によって分節される”という一文に納得した。 表情は他者の鏡として存在して、あなたを含むふたり以上の単位になって初めてわたしという意識も生まれることになる。 「...
[「生まれる」ということ] 自画像はなんでだいたい真顔なんだろうと薄っすら疑問に思っていたけど“わたしの表情は他者によって分節される”という一文に納得した。 表情は他者の鏡として存在して、あなたを含むふたり以上の単位になって初めてわたしという意識も生まれることになる。 「全ての悩みは対人関係である(アドラー)」も、対人関係においてしか意識が発生しないとすれば、悩むことが人間の特性だとも言えるかもしれない。 でも、このテーゼには胸が痛くなった。 それは、わたしという存在がいつまでも他者に振り回され続け、絶えず形を変えさせられることへの不安が原因している。 脆くて、儚くて、吹いたら消えてしまいそうな存在としての“わたし”が強く認識されるからだ。多分だけど、人はふたりぼっちにも耐えられない。ひとりとひとりでは、この薄っぺらな個人を、地に足つかせて、存在として規定できないからだ。 だから群れる。同調する。かぶれたり、何かしらに染まって、言動する。 個性云々の前に、そうやって同調し、群れる人間の醜さをわたしたちは、いやという程目にしてきている。 その結果、個性は幻想だとしても、自分を様々な情報でコラージュして、創作するようになった。これは、個人的な感想で根拠も私自身のわたし感になってしまう。 けれど、その段階では、他者をわたしの拠り所にしていると、いつも思わぬ形で危機を迎えることも知っている。 “〈わたし〉というものは、どのような他者のどのような他者でありえているかということになる” 他者によって限定されたわたしという存在もまた、他の他者を限定するけど、この他者と他者に挟まれたわたしというのが、なんでこんなにも苦しいのかの説明がこれではつかない。 だから、著者の定義する他者として、他者もわたしも機能していない。という仮説を立てて以降を読んでみたい。わたしが安心してわたしでいられるような心的安全性を与え、受け取るその、根本的な何かが損なわれてしまってはいないか?その何かとは何なのか?かつて、他者とわたしとして確立していた関係はあったのか? もしかすると、わたしは生まれていないという可能性も視野に入れられるのかもしれない。(2023/12/13)
Posted by 
鷲田さんの本を通しで読むのは初めてかも。「死」やその周辺のテーマ(と鷲田さんが感じているもの)についての思索的なエッセイ集。ひとつの問いを深く掘り下げていく形ではなく書名についてバシッと鷲田さんの答えが出ている訳でもないので肩透かしをくらう人もいるかも。 鷲田さんの思索の方向性...
鷲田さんの本を通しで読むのは初めてかも。「死」やその周辺のテーマ(と鷲田さんが感じているもの)についての思索的なエッセイ集。ひとつの問いを深く掘り下げていく形ではなく書名についてバシッと鷲田さんの答えが出ている訳でもないので肩透かしをくらう人もいるかも。 鷲田さんの思索の方向性は今の自分にはむしろ傷を抉る感じもあったけど、それでもやっぱりこの人の言葉は優しいというか柔らかな感じがするしところどころでハッとさせられる。「死」という人生の究極の場面、事態について考え、自分をメタ認知することでやっと息ができる。そんなときもある。
Posted by 
