- 中古
- 書籍
- 書籍
幻影城の時代 完全版
定価 ¥6,380
5,500円 定価より880円(13%)おトク
獲得ポイント50P
在庫なし
発送時期 1~5日以内に発送
商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 2008/12/20 |
JAN | 9784062151443 |
- 書籍
- 書籍
幻影城の時代 完全版
商品が入荷した店舗:0店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
お客様宅への発送や電話でのお取り置き・お取り寄せは行っておりません
幻影城の時代 完全版
¥5,500
在庫なし
商品レビュー
4
3件のお客様レビュー
私がもっているものは此方ではなく同人誌として発売されたもの。 一般流通に乗った一冊を取り寄せて購入。
Posted by
遅れてきたミステリ好きからすれば、伝説の雑誌である「幻影城」。 その同人誌でありながら、なんとなく「最新刊」といった趣も感じられる。 収められた短編は流石。 評論や回想エッセイも面白かった。 当時、ミステリにここまで情熱をかけた人、人たちがいたことが何よりも感動した。 この本...
遅れてきたミステリ好きからすれば、伝説の雑誌である「幻影城」。 その同人誌でありながら、なんとなく「最新刊」といった趣も感じられる。 収められた短編は流石。 評論や回想エッセイも面白かった。 当時、ミステリにここまで情熱をかけた人、人たちがいたことが何よりも感動した。 この本に原稿を書いている人でも、ほんの一年足らずの間に栗本薫、泡坂妻夫、天城一などが亡くなっている。 時代は過ぎていく。 それでも、ミステリを想う気持ちは受け継がれていくんじゃないかな。
Posted by
▼ちょっとずつ読んでます。連城三紀彦の「夜の自画像」は、一瞬たりとも気の抜けない短編で、二転三転する展開は(題材としてはベタなのに!)読まされてしまった。スゴイ。 ▼田中芳樹「男爵夫人の話」、栗本薫「誰でもない男」。うーん、結構頭に残る。自転車で疾走する婦人と、印象に残らない男の...
▼ちょっとずつ読んでます。連城三紀彦の「夜の自画像」は、一瞬たりとも気の抜けない短編で、二転三転する展開は(題材としてはベタなのに!)読まされてしまった。スゴイ。 ▼田中芳樹「男爵夫人の話」、栗本薫「誰でもない男」。うーん、結構頭に残る。自転車で疾走する婦人と、印象に残らない男のぼやっとした感じが、映像として残る。 ▼友成純一「夢を見た怪物」。イラストがかっこいい。これなんだろう、版画かな。 ▼竹本健治「こばこの中の失楽」。『人間は膜でできている。無数の膜によって人間たりえている』……成る程ね〜膜…………え、膜!? その前の行に「ここ最近の気分としては膜かな」って書いてあって余計意味がわからなくなる。曳間の話によると、理性も膜で、物語化されてどんどん細分化されて弧絶と疎外に晒されるらしい……うん、よくわかんないけどすごいね! で、またその後に「こういうのは畢竟その人間の気分や気質だからね」と続く。その気分って何なの!? 今、わたし全然膜っぽくなれない! うーん、でもカリスマの言葉の違和感が、一般人を飲み込むもんなんだねと思った。 ▼幻影城の書影はどれも、鮮やかで妖しい。紅を塗った、きれいな化物って感じがする。ちょっと怖いんだけど、そこがいいよいいよーと思った。 ▼やっぱり「はこの中の失楽」をもう一遍読まないと、「静かなる祝祭」を読んでも理解できないかもしれない。ちょっとそれを再読してから、もう一回開く。(09/4/7 中断)
Posted by