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百姓馬吉 馬とともに生きた、戦時下農村少年の青春記 ルーラルブックス
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 農山漁村文化協会 |
発売年月日 | 2008/12/15 |
JAN | 9784540082740 |
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百姓馬吉
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信州伊那谷の農村少年を主人公とした長編小説。1929年、世界恐慌により父親が破産した日に生まれた馬吉は、無類の馬好きで、父親が借金をして村中で一番優れた仔馬チビを買ってくれる。13歳で満州に流刑になり、終戦、そして、満州脱出の苦難の道のり。チビと再会するまでの骨太少年の青春記を...
信州伊那谷の農村少年を主人公とした長編小説。1929年、世界恐慌により父親が破産した日に生まれた馬吉は、無類の馬好きで、父親が借金をして村中で一番優れた仔馬チビを買ってくれる。13歳で満州に流刑になり、終戦、そして、満州脱出の苦難の道のり。チビと再会するまでの骨太少年の青春記を通し、戦争の愚を静かに今一度顧みる書である。 戦争という重いテーマの中で、底辺に流れる人間讃歌によって、主人公と共に読者も救われながら読み進むことができ、それ故に深い感動が残る。前半では、少年と馬との交流物語を通して昭和初期の農山村の暮らしが手にとるように描かれ、後半部分は満州開拓少年義勇軍の少年たちとの日々と満州脱出行。 1930年生まれの著者は、「ああ野麦峠」等、数々の話題作を世に出した映画製作者であり、この小説はやはり自身がプロデュースしたアニメ映画「蒼い記憶〜満蒙開拓と少年たち〜」がきっかけとなって執筆された。現在、信州小谷村で、独自の有機農法で田畑を耕し、200羽の烏骨鶏を飼育する傍ら、会員制宿泊施設「落葉松の庵 やま」を運営する。その日常と、日本農業にかけた思いを、本誌に1999年から2003年にかけて執筆した。(M)
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