- 中古
- 書籍
- 書籍
アスペルガー症候群の天才たち 自閉症と創造性
定価 ¥3,630
2,475円 定価より1,155円(31%)おトク
獲得ポイント22P
在庫わずか ご注文はお早めに
発送時期 1~5日以内に発送
商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 星和書店 |
発売年月日 | 2008/11/01 |
JAN | 9784791106875 |
- 書籍
- 書籍
アスペルガー症候群の天才たち
商品が入荷した店舗:0店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
お客様宅への発送や電話でのお取り置き・お取り寄せは行っておりません
アスペルガー症候群の天才たち
¥2,475
在庫わずか
ご注文はお早めに
商品レビュー
3.6
5件のお客様レビュー
『#アスペルガー症候群の天才たち』 ほぼ日書評 Day434 昔から天才と「気○○」は云々というけれど、何とか症候群なんていう考え方(ましてや細かい分類の仕方)が存在しなかった頃は、そんな風に総称するより他、無かったのだろうなというのが第一印象。 いかにも風変わりな行動や...
『#アスペルガー症候群の天才たち』 ほぼ日書評 Day434 昔から天才と「気○○」は云々というけれど、何とか症候群なんていう考え方(ましてや細かい分類の仕方)が存在しなかった頃は、そんな風に総称するより他、無かったのだろうなというのが第一印象。 いかにも風変わりな行動や、他人との「会話」が成立しない、複数の人と交流できない、常軌を逸した儀式的行動へのこだわり、さらには幼児性愛等。 一方で、そうした人間が、ある特定の領域については、タイトルにある「天才」や副題にある「創造性」を、常識的な形容語句では表現仕切れないレベルで、強く示すことを、周囲の証言をたんねんに拾うことで、証明する試みだ。 ちなみに、本筋からは外れるが、この本の章立ても相当におかしなところがある。全10章で、4-9章は実在の人物を例として、このテーマを掘り下げるのだが、4章のウィトゲンシュタインだけで約170ページ、訳者あとがき等を除く本体430ページの1/3を占め、以外の人物については、せいぜい20-30ページを割くに過ぎない。著者の「こだわり」の現れなのだろうか? https://amzn.to/3qzkCku
Posted by
ウィトゲンシュタインの論考と探究は自閉症のコミュニケーション能力の発展と関係がある。また、彼の哲学と彼の人生の目的は一つである。
Posted by
専門書で難しいので、ザっサーっと知りたいとこだけ斜め読み。 アスペルガーではないかと思われる歴史上の偉人のアスペルガーではないかというエピソードだけではなく、自閉症や自閉症スペクトラム、広汎性発達障害、アスペルガー症候群ってどう違うの?ってとこをちゃんとはっきりさせてくれたの...
専門書で難しいので、ザっサーっと知りたいとこだけ斜め読み。 アスペルガーではないかと思われる歴史上の偉人のアスペルガーではないかというエピソードだけではなく、自閉症や自閉症スペクトラム、広汎性発達障害、アスペルガー症候群ってどう違うの?ってとこをちゃんとはっきりさせてくれたのがよかった。 ***************************** ウィングの論文発表以降、アスペルガー症候群ということばが広く用いられるようになるとともに、このことばは自閉症の軽症型を意味するようになってきた。この考えは、自閉症と自閉的精神病質は異なると考えていたアスペルガーの考えとは違ったものである。もっとも現在でも自閉症とアスペルガー症候群は違った病態であると主張する学者が、世界中で皆無なのではない。さらにアスペルガー症候群が軽症の自閉症であるとする考えは、現在一般に使用されている診断基準とも違った状態を指し示していることになる。たとえばDSM-Ⅳでは、アスペルガー症候群はアスペルガー障碍といわれているが、その定義によるとこの病態は自閉症の三つの症状のうちコミュニケーションの症状がなく精神発達遅滞がない状態となっている。だが、自閉症の二つの症状は著しい症状と定義されているので、アスペルガー症候群もこれらの症状に関しては重度であると考えられているので、ここでも概念に齟齬が生じている。もっと事態を混乱させる用語に、高機能自閉症がある。これは、知的機能の障碍のない自閉症という意味で使用されるのであるが、しばしばアスペルガー症候群と交換可能な用語と考えられたりする。本書でも、高機能自閉症とアスペルガー症候群は同等の意味を有することばとして使用されている。一番の問題は、診断基準で言われている著しいとはどの程度かが、明確に規定されていないことであっる。もし規定するとすれば、社会生活で支障をきたす程度ということであろうか。自閉症を診断するための生物学的特質がみつかっていないので、行動上の症状で診断するしかなく、それが事態をさらに厄介なものにする。そのため、人々は症状の重篤度を恣意的に定めることとなる。このような混乱は、一向に解消されることなく、逆に増すばかりである。本書で取り上げられた人々はすべてアスペルガー症候群と診断されているが、しかし、それはDSM-Ⅳによるアスペルガー障碍ではなく、軽症な自閉症という意味でのアスペルガー症候群である。もっともこれはすでに述べたように、現在の診断基準を満たすことがない。本書を読まれる方はこのことを念頭に置いていただきたい。
Posted by