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ヒップホップはアメリカを変えたか? もうひとつのカルチュラル・スタディーズ
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ヒップホップはアメリカを変えたか? もうひとつのカルチュラル・スタディーズ

S.クレイグワトキンス【著】, 菊池淳子【訳】

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ヒップホップはアメリカを変えたか? もうひとつのカルチュラル・スタディーズ

定価 ¥2,420

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 フィルムアート社
発売年月日 2008/12/15
JAN 9784845908240

ヒップホップはアメリカを変えたか?

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商品レビュー

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2015/05/21

 ヒップホップの発展史…ではあるのだが、サブタイトルにあるとおり全体的なテーマは「カルチュラル・スタディーズ」の面からみたヒップホップという音楽分野。カルチュラル・スタディーズってものはとてもわかりづらい…。とはいえ、ヒップホップを聴いてみようという人達に対してもその導入書として...

 ヒップホップの発展史…ではあるのだが、サブタイトルにあるとおり全体的なテーマは「カルチュラル・スタディーズ」の面からみたヒップホップという音楽分野。カルチュラル・スタディーズってものはとてもわかりづらい…。とはいえ、ヒップホップを聴いてみようという人達に対してもその導入書としての役割もきっちり果たしている。中心となったラッパーが時系列や地域別に取り上げられており、とりあえず聴いてみようと思ったときの目安となる名盤も掲載。さらに、シュガーヒル・ギャングから始まって、アフリカ・バンバータ、グランドマスター・フラッシュ、エミネムさん、NWA、パブリック・エネミーといった大御所を取り上げて、個々の関連はそれほどないものの、ヒップホップ界を横断した概観ができる。  日本における「フォークゲリラ」などをみればわかるように、音楽あるいはもっと広く文化と社会との関わりは極めて深い。これは「生き方」そのものに繋がるものといってもいい。しかし今の文化とくに音楽は商業的色合いに傾いており、上記のような観点は極限まで少なくなっているように思える。もっともそうした傾向はヒップホップが登場する頃から存在したことは本書によって書かれているが、ヒップホップ、音楽、芸術、文化というものは「表現」であり、表現とは単なる「ガス抜き現象」ではなく個々人の思想を世に広め、それを受け取った人に影響を与えるもの。ここを履き違えると「望ましくない」という画一的な理由で規制の対象となり、あらゆる可能性を摘み取ってしまうこととなる。本書からは、そうしたことに対峙する意義や意欲を受け取ることができるだろう。

Posted by ブクログ

2012/07/22

ヒップホップの誕生、興隆現代に至るまでを解説。本場アメリカでの様子がよくわかり、勉強になる。ヒップホップ好きにはおすすめしたい一冊。

Posted by ブクログ

2011/05/27

分厚い本。 HIPHOPの創成期から現在までの流れや出来事が事細かに書かれてます。 そしてそこにある色々な人種問題などもありかなり読み応えのある本。 本当にヒップホップが好きなら是非読んでほしい、素晴らしい本。

Posted by ブクログ

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