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白のフィオレンティーナ(文庫版)(12) 冬水社文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 冬水社 |
発売年月日 | 2007/09/01 |
JAN | 9784887417786 |
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白のフィオレンティーナ(文庫版)(12)
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商品レビュー
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「聖母子像」公開。 ミケの「うるさい!! だまってろ!!」ほどの最大の賛辞を、私は知りません。 まあ、ミケが言ったからこその賛辞の言葉ですけどね。 他の人だと、単なる罵倒以外の何物でもない。 彫刻第一のミケランジェロが、フィオレンティーナの絵を見る度、絵筆を取る決意をする。 そ...
「聖母子像」公開。 ミケの「うるさい!! だまってろ!!」ほどの最大の賛辞を、私は知りません。 まあ、ミケが言ったからこその賛辞の言葉ですけどね。 他の人だと、単なる罵倒以外の何物でもない。 彫刻第一のミケランジェロが、フィオレンティーナの絵を見る度、絵筆を取る決意をする。 その展開がものすごく好き。 本当に彼女の才能を分かっている人なんだなぁ、と思う。 そして「血を吐き戦うライバル」と言ったラファエロ先生が、変わらず弟子を愛する眼差しでフィオレンティーナを見てくれているのにホッとする。 認めてくれているのは嬉しいけど、やっぱり先生には先生でいて欲しい。 そして巻を重ねるごとに我儘に、そしてフィオレンティーナに振り回されているじじさまへの愛が膨らみます。 しかしその彼を表す言葉は難しい。 本当に、自分の気持ちに正直に生きているなぁ。 悪い意味でなく、彼にもあるしがらみを分かった上でそう思う。 自分に嘘をつかない生き方。 それが惹きつけられる要因かも。 しかしアルフォンソを追い詰めた兵たちの葛藤が、超ツボです。 シルぴよでの死なずの鳥たちの葛藤を思い出す。可愛い。
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