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アレグリアとは仕事はできない
定価 ¥1,540
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 筑摩書房 |
発売年月日 | 2008/12/10 |
JAN | 9784480804174 |
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アレグリアとは仕事はできない
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商品レビュー
3.6
77件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
アレグリアに限らず命なきものにイライラする社会人の心の汚さが描かれていて深く共感できた。 二作目は痴漢が多方面の視点から気持ちが悪くなったが女性ならではの視点だと感じた。
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評価が割れているようだけど、表題作のアレグリア~に関しては☆5をつけたい。 津村さんの本を最近かなりの頻度で読んでいるけれど、段々と、どの主人公も温度が低くなにかに疲れていることが気になり始めていたので、こちらの作品の主人公であるミノベが常に怒りに燃えているのは少し新鮮だった。...
評価が割れているようだけど、表題作のアレグリア~に関しては☆5をつけたい。 津村さんの本を最近かなりの頻度で読んでいるけれど、段々と、どの主人公も温度が低くなにかに疲れていることが気になり始めていたので、こちらの作品の主人公であるミノベが常に怒りに燃えているのは少し新鮮だった。 1つだけ年上のシナダがゴーサインを出した最新マルチ機能付きプリンターである"アレグリア"は、コピーの際にのみ必ず不具合を起こす。 あらゆる物品を丁寧に扱い、その特徴を活かしうまく使いこなす努力をするミノベだが、ひとを弄ぶかのように振舞う(そう見えるだけ)のアレグリアに対してだけは、恨みさえ感じていた。 スキャンやプリントは難なくクリアするアレグリアなので、大勢の社員はこの機械の無能さには気づいていないが、日々大量のコピーをとるタスクを任されているミノベとその先輩トチノだけがアレグリアに日々手を焼いている…はずなのに、トチノは常に冷静で、そのバカげた機械への怒りを表に出さない。 殺してやりたいと思うほどアレグリアを憎むミノベの、孤独に機械に対峙する様や、アレグリアを巡る人間模様が面白い。 なかなかない設定で、この先も強くこころに残りそうな作品。 一方で、4章から成る地下鉄の叙事詩は読んでいてきつかった。個人的な好みの問題だけど、☆3以下かな。 悪意しかないわかりやすい悪役はどうしても受け付けられない。
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10ページほど読んだところ。 今のところマキノがずっとキレてる。 ただただキレてる。 おもしろい。 まだ楽しみたいから他のを読もう。(癖)
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