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わたしの生きがい論 講談社文庫
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わたしの生きがい論 講談社文庫

梅棹忠夫(著者)

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わたしの生きがい論 講談社文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 1985/01/01
JAN 9784061834125

わたしの生きがい論

¥220

商品レビュー

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2014/02/21

「生きがい」というテーマについて語った講演などをまとめた本です。 「創造」を至上の価値として走り続けた明治以降の日本をふり返りつつ、老荘思想をヒントに「無為」の生き方に新しい可能性を見ようとしています。 少し前に、ひたすら前へ向かって走ることを良しとする勝間和代と、そうしたレ...

「生きがい」というテーマについて語った講演などをまとめた本です。 「創造」を至上の価値として走り続けた明治以降の日本をふり返りつつ、老荘思想をヒントに「無為」の生き方に新しい可能性を見ようとしています。 少し前に、ひたすら前へ向かって走ることを良しとする勝間和代と、そうしたレースについていくことのできない人びとを救おうとする香山リカとの論争が話題になったことがありましたが、著者の議論は、非常にマクロな文明史的観点から人びとの「生きがい」についての考察をおこなっているところが特徴的です。著者の議論と比較すると、勝間・香山両氏とも「生きがい」を個人の問題に閉じ込めてしまうという視野狭窄に陥っているのではないか、という気がしてきます。

Posted by ブクログ

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