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聴いて学ぶアイルランド音楽
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商品詳細
内容紹介 | //付属品~CD付 |
---|---|
販売会社/発売会社 | アルテスパブリッシング |
発売年月日 | 2008/12/01 |
JAN | 9784903951034 |
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聴いて学ぶアイルランド音楽
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商品レビュー
4.3
3件のお客様レビュー
音源はやや「先生が自力で録音機器持ってって集めてきたやつかな」という感じでしたが、コンサートホールではなくもっと狭い空間、本曰く家庭と十字路で人々が楽しむための音楽なのを感じられてよかったです。民族の文化や歴史を背負った音楽なのがよくわかりました。
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翻訳者のブログによりますと、この本の 「日本語テキストはとうの昔にできあがっていたのですが、付録というか、これが目玉といううわさもある添付CDの権利クリアに時間がかかってしまいました。権利関係者ひとりずつに連絡をとって使用許諾をとらねばならないという前代未聞の作業。こんなの訳者...
翻訳者のブログによりますと、この本の 「日本語テキストはとうの昔にできあがっていたのですが、付録というか、これが目玉といううわさもある添付CDの権利クリアに時間がかかってしまいました。権利関係者ひとりずつに連絡をとって使用許諾をとらねばならないという前代未聞の作業。こんなの訳者のやることじゃないよ、とグチりながら、オイラがやらねば誰がやる、と重い腰をあげたものの、メール・アドレスのない人もいたり、なかなか返事をくれなかったりと、ほとんど1年がかり。なかにはひどく腹の虫のいどころが悪いらしく、どーしてもイヤだ、と使用許諾をくれない人もいて、原書に添付のものとはわずかに違ってます。 が、ほとんどは二つ返事でOK。キティ・ヘイズのように、こちらから出した手紙が着く直前に亡くなられてしまった方もいましたが、お嬢様から、母が生きていたら喜んで許可しただろうから、とうれしいご返事をいただいたこともありました。 さらにアンディ・アーヴァインのトラックは、時間切れ寸前になってアンディ本人がスーパーセーブ。未発表の音源を探しだし、ソッコーで他の参加メンバーのOKをとり、カセットから WAV におとして送ってくれるという大活躍。これがまたすばらしい演奏で、ロスタイムでのゴール・キックがそのまま決勝ゴールになったようなもの。もう、アンディの家のほうに足を向けて寝られません。 その他にも、ここでしか聞けないルナサのライヴ音源とか、ジェリー・オサリヴァンのパイプによる、あるダンス・チューンのメロディだけの骨格演奏とふんだんに装飾音を付けた演奏をならべたものとか、レン・グレアムが同じ歌詞を二つの別のメロディでうたったものとか、このCDだけでも買う価値はあります。が、もちろん本文もCDの付録というわけではありません。 入門書はともすれば表面的な話で終わってしまいますが、これはまずいきなりディープなところにひきずりこんでくれます。といって難しい話になるのではなく、アイリッシュ・ミュージックを支える土台の現場につれていかれるわけです。そこには誰でも入れるわけではないけれど、門戸はいつでも開かれている。ただその扉を探しだし、開くための呪文を学ぶには少々根気がいります。ま、必要なのは「愛」ですね。心底「愛して」いれば、道は開けるものです。 つまりアイリッシュ・ミュージックは、その奥義に入ろうとすると、ホンモノの愛をそなえているか、奥義に入るだけの資格があるか、試されるのです。もっともどんなものでも、奥義に入ろうとすればそういうものでしょう。アイリッシュ・ミュージックが他とはいささか変わっているとすれば、表面はあまりに入りやすいし、入ってすぐのところがまた実に気持ちがよいので、そんなふうに人を試して、時には拒むこともあるとはとうてい見えないことでしょう。それに、そもそももっと奥があることに気づかないケースも多いかもしれません。 この本はそういう、ごく基本的なことからアイリッシュ・ミュージックの姿を描いています。極端に言えば、自分はアイリッシュ・ミュージックがほんとうに好きなのかどうか、この本を読むと判断できます。あるものを、あるいは人を、ほんとうに好きかどうかわかるかというのは結構だいじで、また案外むずかしいことでもあります。読むだけでその判断ができるという本はそうめったにあるもんじゃありません。 一方で、もともとが大学で教科書として使われる前提で作られているので、これまで当然のこととしてろくに説明がなかったところまで、簡潔明瞭に解説されています。もやもやしていたものに、ぴたりと焦点が合う感覚もあります。また、キーパースンを選んで、じっくり話を聞いていて、かれらの言葉がふんだんに引用されているのも魅力。一種のインタヴュー集として読むこともできるくらい。 というわけで、アイリッシュ・ミュージックって何?というまったくの初心者から、アイリッシュ・ミュージックに(演奏であれ、鑑賞であれ、研究であれ、あるいはただひたすら趣味としてであれ)正面から取り組もうという方や、病コウモウに入っている方まで、日本語を読むことができれば、年齢性別身分職業国籍問わず、どなたにも大いにお楽しみ、ご重宝いただけるでありましょう。」 ということであります。 また、 「原書版元の Oxford University Press のウエブ・サイトには、この本の原書のサポート頁も」 あるそうです。本当に充実した、アイリッシュ・ミュージック好きには堪らない1冊です! https://yasu-san.hatenadiary.org/entry/20081207/1228621424
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リバーダンスなどで注目されるアイルランド音楽。その歴史を汁にはぴったりの教材。旅をしているような気分で読めるし、CDも付いているので音で確認できるのが嬉しい
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