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学力と階層 教育の綻びをどう修正するか
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学力と階層 教育の綻びをどう修正するか

苅谷剛彦【著】

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学力と階層 教育の綻びをどう修正するか

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 朝日新聞出版
発売年月日 2008/12/05
JAN 9784023304055

学力と階層

¥220

商品レビュー

4.2

12件のお客様レビュー

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2017/01/17
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

2008年刊行。著者はオックスフォード大学教授、東京大学大学院教育学研究科教授。  確かな学力が必要なのは学業不振者、とあり、首肯。  もっとも、本書は、これまでの著者の成果を凌駕するものではない。著者の書籍は色々読んだが、「階層化日本と教育危機」読了時のインパクトにはどうしても及ばないというのが現実だ。    ということを考えると、もう今となっては、学力と階層(所得を中核要素とする階層概念)との間には一定の相関関係があることを所与として、それを解消するための具体的・現実的な処方箋・解決策提示の時期に来ているのではないか。  そして、その際、考慮すべきは、財政的な手当てをどのように行うかを十分検討し、夢物語に落とし込まないことなのだろう。  そういう感慨の生じる著作である。

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2013/10/16

意欲が階層と相関するのは感覚的にわかっても定量的に見せられると改めて教育の機会均等の難しさを感じる。

Posted by ブクログ

2013/04/24

教育社会学者の筆者が、様々なデータを元に出版時の教育の問題点をまとめている。全15章の論文で、標題の学力と階層の問題は1章にある。 1 授業の理解度、学習意欲に示される格差 2 家庭的背景が学力に大きな影響を及ぼす 3 学習時間の階層差とその拡大 4 教育基本法改正が地域...

教育社会学者の筆者が、様々なデータを元に出版時の教育の問題点をまとめている。全15章の論文で、標題の学力と階層の問題は1章にある。 1 授業の理解度、学習意欲に示される格差 2 家庭的背景が学力に大きな影響を及ぼす 3 学習時間の階層差とその拡大 4 教育基本法改正が地域格差をもたらす 5 多様な価値観を否定する徳育教育 6 学習指導要領は学力を保証できるか 7 義務教育機会の不均衡化は経済格差を生む 8 現場の声に耳を傾けずに進めた教育改革 「教員勤務実態」調査 1 9 教育改革は子どものために有効ではない 「教員勤務実態」調査 2 10 戦後教育の軌跡と現況、将来の課題 東京都立大学名誉教授、兼子仁氏との対談から 11 『大衆教育社会のゆくえ』以降-10年後のリプライ 日本大学教授、黒崎勲氏からの問題提起に答える 12 学歴社会から学習資本主義社会へ 13 受験のレベルも授業のレベルも上げられない 14 「ダメ教師にムチ、優れた教師にアメ」政策は有効か 15 「自己実現」という名の迷路。フリーターからの脱出口はあるのか

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