よくわかる歌舞伎 図解雑学

石橋健一郎【編著】

• 販売会社／発売会社: ナツメ社
• 発売年月日: 2008/12/25
• JAN: 9784816345906

商品レビュー

2020/12/26

妻の影響で少し興味が湧いたので、歌舞伎の入門にサラッと流し読み。

歌舞伎の舞台は、今の音楽ライブや演劇のステージの原型とも言える。華やかに、劇的に、観客を高揚させる演出に無くてはならないものだ。大道具、役者、音楽を引き立てる仕掛けが沢山詰まっている。
スターの登場を印象付け、見るものを魅了する。役者を輝かせる演出には、唸ってしまう。なるほど。
様々な役割を持つ人達が舞台裏で活躍しているのだ。

本書は歌舞伎を楽しむにあたり、演目ごとの見どころを解説されている。舞台の変化や役者の演舞について。
女形に悪役。魅力ある役柄に独特な化粧。

あまりにも歴史が長く、変化に富み、日本固有のものである。本一冊読んだから理解できるはものではない。全くの初心者の私にはまだまだ、わからないところがいっぱいだ。沢山の言葉が出てきて戸惑うが、何よりも実際に歌舞伎を観に行き、楽しむことが一番だと思う。

コロナが落ち着けば行こう。京都南座へ。

読了。

2018/11/12

雅楽ものをより楽しく読むためにと思って、写真の多い本書を読んでみました。
歌舞伎についても、この本ぐらいの雑学は知っていても良いかな。
せっかくだから、もう少し詳しい本も買って読もうと思いましたね。
あと、舞台も観に行きたいけれど、結構なお値段なのね。(^^;
あんまり遠い席だと、最近視力に自信がないしなぁ。(^^;

2014/02/18

オールカラーで、写真もきれい。
興味深い話が多く、あともうちょっと知りたい、と思わせられる。
私は踊りと音楽のことを知りたくて読んだのだけれど、もう少し記述があるとうれしかった。
が、入門書なので、それも仕方ないかな。