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若者はなぜ殺すのか アキハバラ事件が語るもの 小学館101新書
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 小学館 |
| 発売年月日 | 2008/12/06 |
| JAN | 9784098250158 |
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若者はなぜ殺すのか
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商品レビュー
3.2
6件のお客様レビュー
読みやすい文章量でありましたが、私の理解力が足らず、一部が通読となってしまいました。 それでも、「一人ではないから一人になれる」には大いに感銘を受けました。
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たまたま家に置いてあったので読みました。 若者が無差別殺人に至る経緯がわかりやすく書かれていた。筆者は、若者の孤独(主に親子関係に焦点が置かれている)が根本的な原因であり、子供の受け止め手となる存在の必要性を論じていた。 興味深い内容で、文章も読みやすかった。 また、 「自殺と無...
たまたま家に置いてあったので読みました。 若者が無差別殺人に至る経緯がわかりやすく書かれていた。筆者は、若者の孤独(主に親子関係に焦点が置かれている)が根本的な原因であり、子供の受け止め手となる存在の必要性を論じていた。 興味深い内容で、文章も読みやすかった。 また、 「自殺と無差別殺人はコインの表と裏の関係」 「殺意を向ける相手に攻撃できないことで攻撃対象を見失い、無差別殺人へと発展する」 の考え方は新鮮だった。 悲しい殺人事件を防ぐのは簡単ではないし、ゼロにはできないと思う。だが、確かに筆者の言う通り、自分を全てを受け入れてくれる存在は必要だと思う。しかしこれはかなり難しいと思う。本書では母親がその存在(隣る人と表現されていた)になるべきと書かれているが、母親も不安定な一人の人間であり、なかなか難しい。実際、家庭環境が厳しい子供は沢山いるだろうと思う。筆者は、「今の子供にとって友達とは信頼の対象ではない」と書いており、大いに納得できるが、家庭環境が厳しい子供にとっての救いは友達ではないかと思った。そんな優しい友達はそうそういないとも思い、理想を語っているだけなのかも知れないが私はそこに希望を持ちたいとも思う。
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2008年に起きた秋葉原無差別殺傷事件の犯人の心性に迫る本です。具体的には「孤独」と「誰でもよかった」という心性について考察されています。 最終章の「自己領域性」についての考察からは、いろいろな展開が可能だと感じました。自己領域を守ることが、議論の場という「公共性」にとって代わ...
2008年に起きた秋葉原無差別殺傷事件の犯人の心性に迫る本です。具体的には「孤独」と「誰でもよかった」という心性について考察されています。 最終章の「自己領域性」についての考察からは、いろいろな展開が可能だと感じました。自己領域を守ることが、議論の場という「公共性」にとって代わってしまっている青年との出会いを通して、著者が「自己領域性を開こうとするときにのみ、「公共性」の契機が現れる」と考えるようになったことが述べられています。 ただ、主題である事件を起こした青年の心性については、詰めるべきステップが詰められていないように思えます。自立と依存とは対立するものではなく、むしろ全面的に自分を受け止めてもらえるという体験が自立的な心性を育むという指摘は納得できるのですが、親に全面的に受け止めてもらったという体験をもたない青年は、主体的な生を奪われて「いい子」を演じさせられており、それがいつか限界を迎えるというのは、少々強引な議論の運び方のように思えてしまいました。原因は、かならずしも親子関係だけにかぎるとはいえないように感じます。 さらに、そこから無差別殺人へと向かう理由が、明確には見えてこなかったことにも、不満をおぼえます。主体的な自己を育てることのできなかった若者にとって、「いい子」の崩壊は自己崩壊を意味しており、自己崩壊と「誰でもいい」という無差別的な破壊衝動とは表裏一体の心性だと著者は考えているようですが、心理的な推移ではなく、実存的な理由のつながりを解き明かしてほしかったように思います。
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