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不幸な少年だったトーマスの書いた本
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | あすなろ書房 |
発売年月日 | 2008/11/29 |
JAN | 9784751522103 |
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不幸な少年だったトーマスの書いた本
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商品レビュー
4.5
2件のお客様レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
第二次世界大戦後間も無くのオランダを舞台にした、9歳の少年トーマスの話。 トーマスの父親は厳格に宗教を信じており、家族が従わない時は家長として暴力もやむを得ないと考えている。 トーマスは心優しく、考えることが好きな男の子で、父親が母親を殴ることに心を痛めている。 自分で出来る方法で父親に反抗を試み、だんだんと周りの人の力を得て、ついには反抗をなしとげる…。 という内容の本ですが、トーマスの感じ、考えることが可愛らしく、母さん、姉のマルホット、トーマスの憧れの少女エリザ、お隣のファン・アーメルスト夫人、暴力をふるう父さんですら、みんな魅力的で愛に溢れた書かれ方をしている。 トーマスは感じたことを「あらゆることの本」という名前のノートに書いており、それがこの本のタイトルにもなっている。
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終戦後のオランダ、9才のトーマス少年は「あらゆることの本」と名付けたノートに、日常の出来事を書いていた。信心深く厳しい父はすぐに母を殴る。母を殴る父に災いを与えてください、と祈りつつ、何も出来ずにいたが、トーマスの家の隣に住んでいて魔女と呼ばれているアーメルスフォールト夫人との出...
終戦後のオランダ、9才のトーマス少年は「あらゆることの本」と名付けたノートに、日常の出来事を書いていた。信心深く厳しい父はすぐに母を殴る。母を殴る父に災いを与えてください、と祈りつつ、何も出来ずにいたが、トーマスの家の隣に住んでいて魔女と呼ばれているアーメルスフォールト夫人との出会い、そして彼女から届いたひとことの手紙によって、少しずつ反抗をしはじめる。 母さんはもちろんトーマスの味方だけれど、マルホット姉さんもまた行動を起こしていく。そしてある計画が。。 重い話なんだけれど、トーマスの語りが素直だからか、悲愴な感じではない。トーマスとカミサマの会話が面白い。人生を楽しむことを怖がっていた父さん、難しいね。
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