空とセイとぼくと

久保寺健彦【著】

• 販売会社／発売会社: 幻冬舎
• 発売年月日: 2008/11/27
• JAN: 9784344015883

商品レビュー

2021/08/23

こういうお話は、やはり前段の情報無しで読むのが楽しい。殺人事件ではないので、残りページ数での事件考察を邪推しなくてよいし。どこに落ち着くかわからない。まさに主人公とセイのごとく、転がり突き進む物語を堪能するのが良い。現実的ではない展開とか、そう言う要素ではなく、転がり続ける物語とセイの姿を想像するだけで、楽しめました。

2017/02/02

零は、ふたりでホームレスをしていた父に先立たれ、飼い犬のセイと一緒生きていくことになった。

有り得ないことの連続で驚かされますが、飽きずに最後まで読みました。
色々突っ込みたいけれど、それをしてたらこの話は面白くないのでしょうね。
私は面白かったです。

零とセイの愛情物語、
私も犬を飼っているので、お別れのシーンは辛く悲しかった。

2013/03/05

たくましく生きる・・ってこういうこと？どう考えても小説の世界だからこそありえる・・が・・もしかしたら、ありえるかも・・・が、やはり小説。彼には一芸があった。レビューになってないけれど・・一気に読み終えた。勢いのある小説だった。