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ユリイカ 詩と批評(2008年12月臨時増刊号) 総特集 初音ミク ネットに舞い降りた天使
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 青土社 |
発売年月日 | 2008/12/12 |
JAN | 9784791701872 |
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ユリイカ 詩と批評(2008年12月臨時増刊号)
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ユリイカ 詩と批評(2008年12月臨時増刊号)
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商品レビュー
4
6件のお客様レビュー
VOCALOIDに興味を持ち始めたころのぼくが、VOCALOIDという文化圏を知るために買った本。 なんかね、内容が重たい。 重たいといっても暗いとかそういうわけじゃないのだけど。 内容が「初音ミクという普遍性を持ったキャラクターの素性を各自の視点で語る」ような内容なのだけ...
VOCALOIDに興味を持ち始めたころのぼくが、VOCALOIDという文化圏を知るために買った本。 なんかね、内容が重たい。 重たいといっても暗いとかそういうわけじゃないのだけど。 内容が「初音ミクという普遍性を持ったキャラクターの素性を各自の視点で語る」ような内容なのだけど、ミュージシャンが語っているところ以外が非常に回りくどい。 ミュージシャンではなく、文化系の人々が語る初音ミク。 初音ミクについての「事象」、社会的立場、情勢。そういったものの中にある初音ミクの「立ち位置」を、各論者が各々の視点で語る、といった内容がほとんどだった。 そういうのが読みたいんじゃなかったんだなぼくは。 「だってユリイカだもの」 友人に、そう突っ込まれた。 ぼくが読みたかったのは、社会における初音ミクじゃない。 初音ミクという「事象」そのものをどう扱っているか、だ。 そういう意味では、クリプトン関係者や鈴木慶一氏・平沢進氏のインタビューは非常に面白かった。 ミュージシャンがVOCALOIDという技術をどう捉えているか、これまでと今後をどう見ているかが描かれていたからだ。 それ以外の記事が重たい。読み進められない。頭に入ってこない。 主観じゃないから。 論客たちによる客観的な初音ミクじゃなく、「P」たちによる主観的な初音ミクをもっと知りたかった。 半分も読めていないが、ぼくはもうお腹いっぱいになってしまった。この本を読むのに、ぼくには界隈の知識も文化も知らなさすぎるのだろう。 おそらく、ぼくみたいな「主観の初音ミク」を知りたい人間ではなく、客観的な社会における初音ミクを知りたい人には、うってつけの本だ。
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※このレビューにはネタバレを含みます
ボーカロイドで、一世を風靡した「初音ミク」を語ろうという企画。 文芸評論誌という性格上、最新の情報を掲載しているわけではない。 歌が下手な人でも、歌を製作することができるようにしてくれる道具としての評価はそれほど深くない。 初音ミクを利用して、なんらかの制作している人たちには、何も新しい情報がないように感じるかもしれない。 また、もってまわったような表現にいらいらすることもあるかもしれない。 社会現象としての初音ミクを語るのではなく、文芸活動としての初音ミクに焦点をあてるのが「ユリイカ」だからだろう。 初音ミクを知らない人向けの本だと思うとよいかもしれない。初音ミクの曲だけ聴いていた人にも、役立つ情報はある。 参考になるひとが読むとよい。 「がくっぽいど」 を聞かず嫌いでしたが、この本で「がくと」の話もあり、すこし親近感が沸きました。
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「初音ミク」をきっかけとして、歌とは何か、声とは何か、音楽とは何か・・・・いろいろ考えさせられました。こういう勉強に没頭できたら楽しいだろうなあ。
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