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渋沢栄一 「道徳」と経済のあいだ 評伝・日本の経済思想
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 日本経済評論社 |
発売年月日 | 2008/11/20 |
JAN | 9784818820241 |
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渋沢栄一
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商品レビュー
3.5
2件のお客様レビュー
日本資本主義の父、渋沢栄一。誕生日が同じという理由だけで読んでみた一冊でしたが個人的には面白かったです。 尊皇攘夷派に荷担するもころっと幕臣に変わる。おまけに徳川慶喜の命でフランスに留学。帰国後、合本主義(株式会社の始まり)に目覚め、会社の起業やコンサルタントに華麗なる転職...
日本資本主義の父、渋沢栄一。誕生日が同じという理由だけで読んでみた一冊でしたが個人的には面白かったです。 尊皇攘夷派に荷担するもころっと幕臣に変わる。おまけに徳川慶喜の命でフランスに留学。帰国後、合本主義(株式会社の始まり)に目覚め、会社の起業やコンサルタントに華麗なる転職。正直、最初は腰の据わらないなんとも弱々しい人物だと感じました。 しかし、彼の臨機応変さは混沌とした今の世にも通用する処世術ではないかと思います。 それに、彼の理念は飽くまでも「国を繁栄させて、万人を幸せにする為の合本主義」ということで、これはジェレミ・ベンサムの功利主義と似ているのではないかと思います。 この渋沢の理念はニューヨークを始めとする"Occupy Wall Street Movement (ウォール街での資本家に対するデモ)"にも訴えかけるものがあるのではないかと思います。 こうした個人の利益を重視する現代の資本主義の在り方に疑問を投げかけてくれるのが渋沢栄一だと感じました。
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渋沢栄一の一生涯の軌跡と、その思想について紹介された一冊。著者の渋沢栄一に対するオピニオンは少なく、言うなればファクトファインディングがメインとなっている。
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